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クイナ 水鶏

2011年08月10日

今夏は雨が少なくて、昨年に比べると川の水が少ないです。ですから川の中の魚の姿
がよくみられます。ヤマメが慌てて姿を隠す様子から釣り糸をたらせば、きっと入れ食い
状態です。たぶん10分で今夜のおかず分は釣れそうです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ■  クイナ 水鶏  ■

とうとう野付半島でクイナをカメラに収めることができました。
夏季に道路を横切る姿をちょくちょく見かけていたのですが、警戒心が強く、すぐに草の中に
走りこむので探しづらかったのです。

1974年七月に厚岸沖の大黒島に行ったとき、ブヒーブヒーという豚の鳴くような低い声で
夜中に鳴きあっていたクイナが印象に残っています。

草丈の高いオトコヨモギの群落の中に巣を見つけたときは、びっくりしました。枯れ茎などで
組み上げた大皿の巣の中には、山盛りになった卵がありました。数えて見たら12個もあって
もしかしたら隣近所のクイナたちの産卵場かと思ったくらいです。

そこはコシジロウミツバメの巣がたくさんあるところで、土の中にはたくさんのミミズがいまし
た。餌が豊富で、たくさん卵を産んでもヒナを育てていけるんだなと思ったものです。

冬季は京都の嵯峨野にある大覚寺の大沢の池の横の小さな湿地で、三羽のクイナを観察
しました。とても警戒心が強く、観光客が通って行く度に枯れて倒れた草の洞のなかに隠れ
ていました。いなくなるとすぐに出てきて湿地の中の昆虫や水生昆虫、草の種などを食べて
いました。

近くの広沢の池にもいて、このクイナたちはNHKの「自然のアルバム」という番組に「冬の
クイナ」として収めました。

クイナは水鶏と書きます。ツルに近い仲間です。足が生まれたときからがっちりしていて、
飛ぶより歩く方が得意です。草むらから草むらへ素早く走る姿は電光石火という表現が
ぴったりです。

色合いも地味です。目立ちません。今回もシギが集まる淡水の池で潜んでいるときに、
目の前に現れたところを何とか撮ったものです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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