« コウライテンナンショウ まむし草 | メイン | ノハナショウブ みごと満開 »

タンチョウ ヒナを連れている

2011年07月25日

今、浜辺の草原を歩くとハマナスの甘くて香り高い匂いが惜しみなく入ってきます。バラの中
でもこの野生のバラの匂いが大好きです。いや味なくさらっとして色気むんむんの香りは
一瞬で終わります。この一瞬のために野付半島に通っているのだとこの時季は思います。

おばんです。小太郎でごじゃります。

**************************************

              ■  タンチョウ ヒナを連れている  ■

タンチョウが干潟のど真ん中をヒナをつれて歩いているのに出会いました。
背丈はもう親鳥の八割方になっています。


体に比べ足が太いです。ダチョウの足のように見えます。小さくてひ弱な翼を見るとまだ
まだ飛べそうにありませんが、地上を歩くときは、とても力強い足取りです。
危険を察知すれば、すごいスピードで走れそうです。

二週間前の夕方は、このオスが一羽で湿原の中で食事をしていました。ヒナとメスから
遠く離れてゆったりしている風に見えました。メスが声を発すれば、ひとっ飛びで行ける
距離でしょうが、オスにしてみれば神経を休める貴重なひと時のような感じでした。

こういうオスを見かけると、今年はヒナが順調に育っているなと推察できるのです。

地面から発生する霧もやの中をゆっくりゆっくり餌を求めて歩いてます。ヒナにはとても
危険なことですが、二羽の親鳥は回りを警戒しながらヒナに餌とりを教えているようでし
た。三羽は濃くなった霧の中に吸い込まれていきました。

無事にヒナが飛んでくれるように祈りました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/16128

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

青い鳥動物病院ホームページ

ブログ内検索

カテゴリー

最近のエントリー

バックナンバー

コメント

トラックバック