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牧草刈り入れ サイレージ作り最盛期

2011年07月20日

森の中が静かです。あれだけ爽やかな声で囀っていた小鳥たちはヒナを連れて忙しそう
です。そろそろ南へ旅立つ時季が近づいてきました。寂しくも嬉しき旅立ちの季節に入り
ます。

久々、おばんです。小太郎でごじゃります。

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          ■  牧草刈り入れ サイレージ作り最盛期  ■

牧草刈りの最盛期です。牧草地の中の道路を走ると80%の牧草は無事刈り終わつて
います。

途中でやめた刈り残しの牧草もぽちぽち見られます。自分の経験と天気図との睨めっこ。
そして家族全員が一体となった共同作業。それぞれがうまくいってこそ、良質な牧草を
確保できます。だから途中で止める判断も重要なのです。

草刈りが思うようにならないジレンマはどの酪農家も持っています。

1ヘクタール(1ha)は、100mX100m=10000㎡の正方形の面積です。根室地方の酪農
家は40~150haの牧草地持ち、家族3-5人ほどで刈り取り作業をこなすのです。トラク
ターをはじめとする大型農機がなせる業です。

一番草の草刈りには2通りのやり方があります。
一つは草刈りと同時に細かく裁断してトラックに積み込むやり方
草を刈り、乾草させ、ロール巻きにして、ビニールで梱包するやりかたです

はじめのやり方はバンカーサイロ用です。両側にコンクリート壁を作って、その中に牧草を
運び込み、そしてトラクターで踏みつけ圧縮し、貯蔵密度を高め乳酸菌を発酵させ、サイレ
ージを作ります。使うときもトラクターで簡単に取り出せるやり方です。

二番目はロールベールサイレージといいます。ラッピングすることにより乳酸菌を作用させ
牧草を嫌気性条件下で発酵させます。PHが下がり、カビなどによる腐敗を防ぎます。長期
間の保存を可能にするのです。

両方とも、牧草の漬物を作るやり方です。いい漬物は乳酸菌をいかに条件を整えて、働い
てもらうかにかかっているのです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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