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ダイサギ 白鷺のなかで一番

2011年07月16日

ここに来て道東らしき寒き天候が続いています。全国的には猛暑連発なのに、最低気温
12度、最高気温16度と肌寒い気候です。海岸では濃霧で晴れてんのやら曇りなのかさっぱ
り分からない状況です。せっかく順調に育ってきた野菜の生育が気になります。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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             ■  ダイサギ 白鷺の中で一番  ■

ダイサギという白鷺がアオサギに混じって逗留しています。以前は野付半島では珍客として
見られていました。最近では毎年姿を見せるようになっているので、ダイサギの分布が北上
してきているのではないかと考えています。

ダイサギは熱帯や温帯で広く分布する鳥です。日本では関東地方から九州まで、各地の
林で繁殖していると言われてきました。冬は大部分が南方へ渡ってしまいます。

そのダイサギが毎年やって来て夏の間生息しています。しかも嘴が黒色に変化し、眼と嘴
の間の裸出皮膚が青緑色に色づいています。これは婚姻色といい、繁殖する気満々の印
です。

いずれアオサギに混じって営巣しているのが確かめられるでしょう。

ダイサギは「白サギ」の仲間の中ではもっとも大きな種です。長い足を利用して水辺をゆっくり
ゆっくり歩き、魚やエビ、カエルなどを電光石火、すばやく捕まえて食べます。この抜き足
差し足で慎重に歩くサギの動作を昔の人は「鷺足(ろそく)を使う」といって使いました。また、
長い足で水中を歩くうちに知らず知らずに深みに入ってしまう様子を「鷺の深入り」と言ったり
サギは人の生活の中で身近な存在だったことがうかがえます。

(嘴の黄色い、まだ婚姻色になっていないダイサギもいます)
道東ではまだまだ数が少ないので、この例えが身近に感じることは出来ませんが、いずれ
白サギが普通になるときが来るやもしれません。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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