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エゾジカ 海辺の若雄群れ

2011年07月12日

クモの巣に朝露が付いて綺麗な造形を浮き立たせる季節になりました。散歩道の川端
の草原のあちこちに張られています。餌になる虫が多く発生してくるからでしょうか。
逆光に光るクモの巣を見るが楽しみな毎日です。でも天気がいまいちで、美しさが際立ち
ません。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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         ■  エゾジカの若い雄の群れに海岸で出会いました  ■

夕方、海岸で若い雄ジカの群れに出会いました。
高波防止用に盛られた砂山の後から顔を出して、こちらを注視しています。
何者かを確かめている様子です。

草を食べるエゾジカがよく海岸に出てくるのは、おそらく塩分を摂りに来ていると思われます。

一瞬凍った私が、カメラを向けると我に帰ったように走り出しました。慌てた私も平行して
道路を走り出します。横切って湿原の方へ向かう場所を予想して、必死に走りました。

リーダーの雄ジカが先頭に立ち、毅然とし群れを導こうとしています。顎と体ががっちりして
他の雄よりもひと回り大きい。一瞬止まり、こちらの動きをちらりと見て、そして方向を定め
たのか走りだしました。

(右方向を見定めているがっちりした体をしているのがリーダー)

そのあとを若い雄たちが一団になって追いかけます。毛はすっかり生え変わり、白い斑点
を散りばめた美しい鹿の子模様になっています。

私が必死になって走るもので、彼らはスピードを上げ、私から20メートル先で道を横切りま
した。そして湿原に入っていきました。次々と。葦が背丈まで伸びているので方向性を定め
て、ぴょんぴょん跳躍を繰り返し、湿原の中のかん木林がある方に走り去りました。

夕陽に当たって体の輪郭が金色に輝き、なんとも綺麗なこと。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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