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あの素晴らしい夕ぐれをもう一度

2011年07月08日

暑くなりました。酪農家の方々は今がまさに正念場。がんばって。この暑さで虫が開放の
窓からどんどん入ってきます。周りは原野に近いところですから仕方がないのですが、なん
とかしたい。テレビCMの「虫こなーず」が気に入って吊るしてみるも道東の虫には効果が
ないみたいです。仲良くするしかないですよね。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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            ■  あの素晴らしい夕ぐれをもう一度  ■

今日は夕ぐれ気分です。先日久々に空に雲のない爽快な夕ぐれに会えました。

私はハタチ(二十歳)代の五月から八月の三ヶ月間。早朝から暗くなるまで、わずか半坪
のテントの中でシマセンニュウという鳥の行動を7年間も追い求めました。

アメリカから来ていたサルの研究者リンダに「まるで禅僧みたいね」と京都の東福寺・栗
棘庵(りっきょくあん)の下宿で飲んだときに揶揄されました。まさに修行時代のときでした。

当時の研究地は道東の浜中町、霧多布の湯沸岬でした。そのとき良く見た広大な原野に
沈む夕ぐれの美しさ。それまで見たことのない清んだ空気と気温が創りだす夕焼けの美し
さを私の心の中で「素晴らしい」イメージとして残しています。


(日が沈んで暗くなるときのひととき、オオジシギが道路縁の杭に止って鳴いていました)

野付半島でも当時に近い夕暮れに出会います。ぼーとして極上のひと時を愉しみます。
でも、ハタチ代に見た心に残る美しさとは違うのです。

私が今でも北極圏の夕ぐれに憬れるのは、きっとあれ以上の夕ぐれの美しさがそこにある
からと思うからです。

久々の絶品の夕ぐれを見ながら、益々思いが募ります。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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