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オジロワシ 二羽のヒナが

2011年07月01日

改装中の病院の屋根裏からどでかいスズメバチの巣が出てきました。空気抜きの小さな
すき間から入って巣を作ったようです。そういえば3年前にヒヨドリのために与えていた砂糖
水によくスズメバチが来ていました。まあ刺される事故がなくてよかったものの・・・。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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               ■  オジロワシ 二羽のヒナが  ■

ずっと足を踏み入れずにいた場所に行くことを自分で解禁しました。それはオジロワシが
営巣をしている場所です。

昨年は営巣していなかったので、どうかなと思っていました。巣に近づくにつれ、メスの
オジロワシがケッケッケッと威嚇する大きな声をだしはじめました。子育てがうまくいたんだ
と確信しました。

さすがにメス親は心配そうです。けものといえばエゾジカとキタキツネしか来ないところに、
怖い怖い人間が現れたわけですから当然です。

巣が見やすい場所に移動しようとしたら、飛び立って林の中を旋回し始めました。すると近く
で子育てをしているハシブトガラスの夫婦が、メス親に向かって激しい追撃をはじめました。


(威嚇しようと飛び立つメスの親)

(威嚇攻撃をしてきたオジロワシ)

威嚇しようとした飛び立ちが、逆にカラスたちのヒナを護ろうとする本能に火をつけたようです。

長居は禁物。この騒ぎで様子を見ようと頭を上げたヒナを確認できました。今年は二羽が
無事に育っていました。

シラカバの大木の葉っぱに護られ、悠々と育っています。

今年は六月に入って、大漁のイワシが湾内に入ってきて浅瀬で溺れ死にました。オジロワシ
が腹いっぱい食べるには有り余る量でした。おそらくこのおかげで、ヒナたちは急激に成長を
したにちがいありません。

夕方、干潟には二十羽以上のオジロワシが集まってきていました。


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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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