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スモモの花が満開

2011年06月04日

ジュジュの興味が外の世界に釘付けです。朝早くから出かけると夕方まで帰ってこないこと
が増えてきました。これまで戦略なく追い掛け回していたネズミや鳥に対して、静の姿勢を
採るようになりました。鳥好きな私としては、いやな予感・・・・。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ■  スモモの花が満開  ■

林の中の1本のスモモの木が満開です。根室地方では、桜より二週間遅く咲きます。
タンポポが黄色い絨毯のように咲く頃と一致します。

桜に比べるとどこか控えめで、清楚です。林の新緑に溶け込んでとても輝いて見えます。

私が30年前に来た頃は、酪農家の庭先には必ずスモモの木がありました。最近なくなりま
したが、廃屋になった庭先には今でもスモモの木をよく見かけます。

昔はおやつにして食べていました。ビタミンやミネラルの補給源になっていたようです。

白い花は桜の花に似ています。梅や桃の花にも似ています。調べてみるとみんなバラ科の
サクラ属なんですね。

スモモは自分の花粉では実を付けにくい性質があって、他の木の花粉に頼るそうです。
だから、一本だけあっても実がなりません。たくさんのスモモの木があったほうが、実をつけ
るのです。協力しあわないと生き延びれない木というわけです。農家の庭先から消えていっ
たのは、この性質のせいかもしれません。

梅や桜や桃の花が同じ時期に咲くならば、その花粉を利用して実をつけるのが可能なのだ
そうです。同じ仲間の花粉を利用しても生き延びる術を身に付けているのです。

「スモモも桃も桃のうち」という言葉がありますが、桃とは異なる種です。果実がモモに比べ
酸味が強いことから酢桃と付けられたのが名前の由来です。

漢字では「李」、英語では「プラム」、仏語では「プルーン」と呼ばれ、世界で愛される果実
なのです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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