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ハマシギ 北極海ツンドラ地帯へ向かう

2011年04月29日

マダニの季節になりました。外に出かける猫や犬には気をつけないといけません。帰ってくると
顔の周りや首筋に鼻くそほどの小さなダニがくっついてきます。油断していると彼らから人の方
に移ってくるダニがいます。気付かぬまま首筋に喰らいつき、パチンコ玉大になっていてビックリ
という悲劇が・・・。
おばんでう。小太郎でごじゃります。

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北極海のツンドラ地帯を目指すハマシギの群れが次から次へと野付半島にやってきます。

            ■  ハマシギ 北極海のツンドラ地帯へ向かう途中  ■

大きな群れだと300羽以上になります。北上して行くハマシギの群れには秋とは違う勢いを
感じます。

浜辺で休んでいた群れが飛び出すと、海上に出て海岸線に沿って飛びます。右方向に行き方
向転換、左方向に行き、また方向転換。目まぐるしい。着地地点を探っているのに定まらないと
群飛を愉しめます。

(方向転換は一瞬に・・・)

一斉に翻るとき、実にみごとに同調します。わずかゼロコンマ何秒の間に群れ全体が一つの
生物みたいに動きます。そのあまりにもぴったりと合う瞬間飛行は、いつ見ても感動します。

風が強く、海が荒れている日は、砂浜におりて窪みに入り、静かに休みます。砂地だと羽色が
砂の色に紛れてしまいます。じっとしていれば近くを通ってもわからずじまいになるはずです。
こういう保護色は、ハマシギを狙うハヤブサやコチョウゲンボウから身を守るには、ずい分と
役立っています。

(羽の色は砂の色に紛れてしまいます)

脅さぬようにゆっくりと近づくと、カメラの焦点が合わなくなるほどに寄れます。彼らは見つかり
にくいことをちゃんと自覚しているのです。

四月下旬ともなれば羽色が夏色になってきています。冬色の灰白色から、頭や翼が赤褐色に
色づき、お腹の羽色が黒くなります。この黒い色がハマシギの大きな特徴なのです。

(夏色になってお腹の羽色が黒い)

こういう夏色の羽色を愉しめるのが四月、五月なのです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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