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オジロワシ集合。ハンティング

2011年04月14日

今朝は雪の花が満開でした。昨夜降った軽い雪が木々にふわりと乗っかり桜の花のように
みごとな白い花の雰囲気を作ってくれました。でも、それは太陽が出て30分ほどで散ってし
まいました。
おばんです。小太郎ででごじゃります。

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                    ■  オジロワシ集合  ■

オジロワシが集まってきています。湾内に集まってきたカモが目当てです。
今、オナガガモやヒドリガモ、ヨシガモ、キンクロハジロ、スズガモ、コガモ、ハシビロガモなど
が数万羽やってきて休息しています。

オジロワシはカモたちが集まる水面の近くの地上に降りて、チャンスを狙っています。

時々飛び立ち、ゆっくりとカモのいる方向に飛んで行きます。カモたちはオジロワシの姿に
すぐに反応します。一斉に飛び立ち、移動して行きます。瞬発的なスピードはカモたちの方が
優れています。

オジロワシはじゅうじゅう承知しています。あくまでも、ゆっくり飛んでいきます。こんなときは
全く狩りをする気はないようです。ただ探っているのです。大勢のカモの中に一羽でも体調を
崩したり、翼を負傷して、飛び方や動作がおかしくなっている個体が見つかれば、ラッキーと
思っているくらいです。

普段飛んでいるオジロワシを見ていると、魚を捕ることは出来ても、カモを捕ることは大変だろ
うと思ってしまいます。ところが、オジロワシはすごい飛行能力を持っているのです。突然、飛
び方を変えてきます。

狙ったカモを追いはじめると羽ばたきが急に早くなります。方向転換も鋭角的になり、カモの
動きについて行きます。全速力で逃げるカモのスピードに負けません。いやもっと速いです。

カモは方向転換でなんとか追撃をかわしていきます。本気になったオジロワシはしつこいです。
方向転換で失速したスピードを、体勢を立て直し、もとのスピードに戻す早さは「素早い」の
一言ですみます。

足にかかったカモは一掴みで絶命します。頭がぐったりしおれます。あとは、再びゆったりした
羽ばたきに戻ります。ただし他のオジロワシに横取りされないように、さっさと安全な遠くの
方へ飛んで行ってしまいます。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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