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エゾジカ のたりのたりかな

2011年04月09日

ワサビの葉っぱがつやつやしてきました。まだ葉っぱはちりちりと萎縮してはいますが、力が
みなぎっています。待ちに待った本物のワサビ。採ってきました。練りワサビと違ってふわっと
たっぷり水分を含み、淡く柔らかな緑、見ているだけで幸せです。口に入れた初物。甘くて、
とろけて、しみこんで、最後に甘い辛味が口の中に広がりました。たまらん・・・・。
おばんです。小太郎でごじゃります。

(ワサビの葉が冬眠から目覚めました。花芽がもう着いています)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

               ■ エゾジカ  のたりのたりかな  ■

三月11日の東北関東大震災から、野付半島に来る観光目的の車が激減しました。三月
十三日の日曜日は丸一日数えるほどしか車が来ませんでした。

そのせいか、動物たちにのんびりした様子が伺えました。普段は夕方に動き始めるエゾジカ
が、日中から道路に出てきてゆったり歩いて移動してきます。日頃は道路脇から出てきて、
素早く横断してしまうのに。しかも、私の方にゆっくりと、恐がる様子もなく、向かって歩いて
きます。互いに緊張感はありましたが、びびることなくすれ違いました。

四月三日は車の数が少し増えてきました。しかし、普段の10分の1ほどです。いつもに比べる
と静かな野付半島です。6頭のシカの親子が道路脇の草むらに座って居眠りをしていました。
おどろおどろしくなく、おだやかなゆったりした眠り表情です。
時間がゆっくりと静かに流れている感じです。

自粛ムードが野付半島にいるだけでも、ひしひしと伝わってきます。東北関東の被災者の皆
さんが苦しんでおられるのに、私たちが遊んでいていいのだろうかという思いを、皆さんが持
っておられます。

今は日本中が喪に服し、次に何をするかを模索しているときなんだと、シカたちの行動を
見ながら考えていました。

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コメント

ゆったりと時間が流れているんですね。

時間の流れる速さは、変わらないはずなので、
いつもゆったりと感じられるように過ごしたいと思います(^_^)

sound_of_silence

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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