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ミコアイサ 

2011年04月07日

雪が少なかったので森の中の雪解けも早いです。木の周りの雪は加速度的です。幹が吸い
上げる水の温度で解かしているのですね。
おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ■  ミコアイサが来た  ■

川の氷が落ちたら、ミコアイサが姿を見せました。通称パンダガモと呼ばれています。ユーモラス
で、マンガチックなカモです。

オスのミコアイサは全身が白く、眼のまわりだけ丸く、黒く縁取られています。第一印象は
パンダみたいです。


この鳥を一度見た人は、この艶やかさを忘れません。それほど目立つカモです。

この羽色が、白い装束を着た巫女さんに見えたのでしょう。「ミコ」という名がつけられました。
アイサは奈良時代に、秋早く現れるカモを秋早鴨といい、「アキサ」と呼んでいました。それが
転化したものです。

江戸時代になってウミアイサ、カワアイサ、ミコアイサと区別されるようになりました。

野付半島では、ウミアイサやカワアイサが湾内や外海で見かけることが多いのに、ミコアイサは
河口や川の中で見かけます。これは食性と関係があるようです。魚主体の生活をするほかの
アイサに比べ、魚を主にしながらかなりの雑食で、カエルやカニ、エビ、水生昆虫などや植物の
根や茎、種も食べます。

滞在は短く、すぐにいなくなってしまう野付湾では珍しいカモです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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