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鎮魂花 福寿草

2011年04月07日

わが家の林床のあちこちにフクジュソウが咲きだしました。鮮やかな黄色。じっと見るととても
眩しいと感じさせる黄色です。
おばんです。小太郎でごじゃります。

(しっかり前を向いて歩きます)
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                ■  鎮魂花  福寿草  ■

フクジュソウの花は横から見ると花びらより大きながくが開き、その上に乗るように20-30枚
の黄色の花びらが開いています。仏花の蓮の花みたいです。


この花弁は共同で日光を花の中心に集め、そこに熱を貯め、虫を誘導します。寒い時期、虫を
太陽熱で暖めてやって、花粉をおしべに運ばせます。

フクジュソウはなかなかの戦略家であり、知恵者です。虫から見れば恵みの神様、仏様です。

殺風景な彩りの森に鮮やかな太陽黄色が散りばめられると、とたんに森が明るくなります。

昔から福寿草の花と南天の赤い実を合わせて飾る風習があります。これは「難を転じて福を
なす」という意を込められたものです。

昨日の朝日新聞の一面に一人の僧侶が雪が舞うなか、祈りを捧げる姿の写真が載っていま
した。盛岡の石雲禅寺の僧、小原宗鑑さんが宮古市を出発し、野営しながら石巻市を目指し
お経を唱えながら、犠牲者の鎮魂と町の復興を祈った姿でした。

(朝日新聞より)
ガッツーンと心に響きました。全国の人々が被災地に立たなくても、同じ思いを込めて祈って
いるのだと感じました。

同じ日に、野付半島で東北の方からやってきたオオハクチョウの群れが猛吹雪の中に立た
づんでいる光景を見て、私は奇しくも東北の人々に向かって祈っていたからです。

            朝日さす 老師が家や 福寿草 (与謝野蕪村 )

            生かせてと 手を合わせたる 福寿草 (後藤 洋子 )

            寄り添って 暖め合へり 福寿草  (青木 民子 )

            混沌の 中の光明 福寿草  (川口 襄 )

            もうそこに きのうなくて 福寿草  (芝 尚子 )

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コメント

3月は最悪の月でした。個人的には打ち身、脱臼、身動きもままならない。追い討ちをかけ東日本の大災害。豪雨、サイクロンのトラウマが抜けない心の中に、毎日東北の災害の悲惨さが伝わってきて、目尻が真っ赤に腫れる位泣いてしまいました。今、何かしてあげたい!その思いと現実の普通の生活の中で心のバランスがとれない。いつか災害地に建つであろう慰霊碑に花をたむけたい。小太郎くんのように真っ直ぐ前を向いて、1日1日を大切に・・・タイムリーな福寿草のお写真有難うございます。
タイムリーな福寿草のお写真ありがとうございます。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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