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アオサギさーんいらっしゃい

2011年04月05日

春が駆け足でやってきています。このブログに載せるのにケツをけられても載せ切れません。
陽だまりではフクジュソウとフキノトウが次々に咲いています。香り高き季節です。
おばんです。小太郎でごじゃります。

(霜降りフクジュソウ)
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どんどん夏鳥が姿を見せています。しばらく鳥の情報であふれます。

               ■  アオサギがどどっと渡ってきた  ■

アオサギが急に増えました。はじめに姿を見たのは三月二十一日でした。たぶんもう少し早く
来ていたでしょう。

四月三日には、野付半島の湿地と干潟で数多くのアオサギを見かけました。

北海道で繁殖するアオサギは、九州より南の方で越冬してきたものが渡ってきます。
最近の温暖化で春の渡りが早くなってきていると聞きます。このあたりでも二月中ごろに姿を
見せていますから、その傾向があるかもしれません。

野付半島では二年前に三月十三日に初めて見ました。今年は二十一日でした。今春は全国
的に春先の気温が低かったので、暖冬傾向から外れて、少し遅くやってきたようです。


春の渡りは、繁殖という大きな目的があります。繁殖を成功させるには、一日でも早く到着した
方が心理的に優位にたてます。他のオスより早く着けば、子育てをするのに良い場所が確保
できます。すると、良い配偶者を見つけられる機会が増え、結果として多くの子孫を残せる可能
性が高くなります。

経験から言うと、実績のあるオスの方が早く帰ってきて、良い場所を確保する率が高いようで
す。温暖化で、繁殖地に早く帰ってくることは、オスにとって次の世代を残せる競争に勝ち残る
大切な要因です。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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