« ウミネコ 春来 | メイン | タンチョウ夫婦が帰ってきました。 »

春の川、アメマスが

2011年04月03日

ミソサザイが小さな体でさかんに囀っています。よく響き、抑揚があって回転のいい自慢の喉を
毎日聞かせてくれます。5グラムほどしかない体のどこに、エネルギッシュな声を出すパワーア
が潜んでいるのかいつもその声に励まされます。
おばんです。小太郎でごじゃります。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

川岸に、湿原の中に、湾内に、海にとてつもないエネルギーを感じます。春の季節とは太陽の
パワーが蓄積され爆発しそうです。

                 ■  春の川、アメマスが  ■

アメマスが釣れています。
川を覆ってた氷が落ちると、川面にアメマスがジャンプします。


湿原の林の中を蛇行しながら流れる川の縁に立ってじっと水面を見ていると、バッシャとアメマ
スが跳ね上がってきます。飛び出してくるときに運良く姿を見ることもありますが、たいていは
落ちたあとです。ただ水面に広がって行く輪が、釣り人の心を揺さぶります。

私は食べるだけ釣ればいいので、大物釣りやたくさん釣ることに興味がありません。ですから、
スポーツフィッシングのルアーやフライは使いません。もっぱらえさ釣りです。えさはいつも持ち
歩いているイクラです。

針にイクラを5卵ばかりつけて、ポイントに投げ込み、ただ待つだけ。しょぼい釣り方です。

日により面白いほど次々に喰らいついてくることがあります。当たりの日です。ついついその引
きの強さに興奮して、釣りを愉しんでしまう機会があります。釣った後に自責の念に駆られます
が、そのときは無我夢中。走ってしまいます。

自慢をすれば、4時間ほどで30匹のアメマスを釣ったことがあります。サイズは30-60センチ
級のものばかりでした。若いときの話です。

この時期、大型のアメマスが海に近い河口になぜ多くいるのか、私にはまったく分かりません。

降海型のアメマスが成熟して九月から十一月にかけて、川を上り、産卵します。その後降海型
のアメマスは死なずに海へ戻る個体が多いそうです。産卵した後、川の中でサケやヤマメの稚
魚をえさにして再び体力を戻し、海に帰っていくのではないでしょうか。その時期が氷が落ち、
海水が温かくなる春なのかな。

釣り人は雪解けて、川の水がが濁ってくるまで、アメマス釣りを愉しみます。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/15288

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

青い鳥動物病院ホームページ

ブログ内検索

カテゴリー

最近のエントリー

バックナンバー

コメント

トラックバック