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シロカモメ

2011年02月11日

大阪から友人が四人来ました。明日からネイチャーガイドに変身して、風蓮川の上を5キロ
ほど歩いて下り、さらに風蓮湖の上を気ままにさまよってきます。思い切り氷の感触を愉しみ
たいと思っています。では、今夜は居酒屋「いちばん星」で歓迎会をやって盛り上がります。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ■  シロカモメ  ■

厳寒の二月。強烈な地吹雪が吹き荒れる中、野付半島で風に向かって勇敢にも羽ばたいて
飛んでいるカモメの姿を見かけます。シロカモメです。

悪天候が続くことが多い北アメリカやユーラシア大陸、グリーンランドなどの北極圏で繁殖
生活を送るシロカモメにとって、食物を確保するために強風の中で飛行するのは、あまり気に
ならないようです。

その飛ぶ姿は自然の風洞実験を見ているようで、実に興味深いものです。風速が強いときは、
一点に止っているように見えるくらいです。

シロカモメはアホウドリに似て、幅が狭く長い翼を持ち、ゆっくりとした羽ばたきをしながら直線
的に飛びます。その速度は秒速10メートルにもなり、暴風の中でも前に進むことができます。

それができるのは、首の短いずんぐりした紡錘形の体形にあります。さらに耐久力のある
強い筋肉と内臓をしっかり保温するきめ細かい厚い羽毛が発達しています。これらは空気の
抵抗を最小限に抑える仕組みを進化、発展させてきたのです。

翼の上面と背中の羽が淡い青灰色です。それ以外は純白で清楚な外観をしています。流氷の
海にとても似合います。日本に渡ってくるカモメの中では最も大きく、野付半島では冬に一番
多いカモメです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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