« キタキツネ 海辺のえさ探し | メイン | オオワシとオジロワシ 並べて比較 »

エゾイシカゲガイ 海からの贈り物

2011年02月04日

日中はあったかい。夜はまだマイナス12度。これでなんとか地面がじゅくじゅくにならないで
すみます。でもなけなしの雪がどんどん痩せていきます。地面が見え出すところが出そうです。
雪が少なくなると地面のシバレが深くなります。結果的に春が遅くなったりして・・・・。

おばんです。小太郎でごじゃります。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

             ■  エゾイシカゲガイ  海からの贈り物  ■

冬は海からの贈り物が多い。風が、波が、海の中の物を砂浜に打ち上げます。ずっと気に
なっていた物は、貝殻です。

野付半島周辺には、ホタテやホッキ、アサリ、ツブがたくさん獲れます。食卓に出てくる貝は
形と模様を見れば、識別できると思っていました。

ホタテのような特徴的な二枚貝は素人でも分かります。ところが、ホッキガイやアサリに似た
ような貝がいることに、最近気付きました。それを写真に撮って、家で調べると、なかなか
魅力的な貝だということが分かりました。何が魅力かというと、どれも食べて美味しいそうなの
です。

最近撮った貝を御紹介します。ホタテ、バカガイ(通称青柳)、エゾイシカゲガイ(ザルガイ科)
エゾマテガイ、ナミガイ(オオノガイ科)、エゾヌノメアサリ、バイガイ、ホッキガイ、アサリなど
など。どれも食用になる貝ばかりでした。

(ナミガイ)

(エゾマテガイ)

(エゾヌノメアサリ)

なかでも気になったのは、エゾイシカゲガイ。

普通の二枚貝ですが、殻が厚く、丸く膨らみ、殻の表面に数えただけで放射状に50本ほど
の筋がある貝です。

(エゾイシカゲガイ  年輪が明瞭でひと目で年齢が分かる)

分布は茨城県以北で、オホーツク海までの浅い砂地に棲息しています。外観はとても赤貝に
似ていますが、すごい特技を持っています。

ヒトデがやってくるとその気配を察します。すると殻の中から長い足(釜足)をいっきに出して
跳躍して危険を回避します。跳躍を何度も何度の繰り返して、ぴょんぴょん跳ねるように逃げ
去ります。映像で見るとなかなかユーモラスです。

市場では「石垣貝」と呼ばれているそうです。寿司種として非常に人気が高いらしい。高級
食材「トリガイ」に匹敵するその味は、とても美味しんだとか。

今年は五月の干潮が大きくなる頃に、この貝を探して、食べてみたいものです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/14801

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

青い鳥動物病院ホームページ

ブログ内検索

カテゴリー

最近のエントリー

バックナンバー

コメント

トラックバック