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氷上を行く

2011年02月01日

雪が降りません。積雪20センチほど。日本海側の大雪に申し訳ない。雪かきがないので
少々体が鈍ってきています。このつけは今月にきそうです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ■  氷上を行く  ■

氷の上を歩いてきました。今年の氷は不安なし。薄い場所もなくガッチと硬い。

氷の厚さを確かめるため、氷の上で飛び上がってみました。氷は上下に揺れることなく、私の
体を跳ね返しました。厚さは20センチ以上はあります。

目的は湾内の中央近くに集まっているオオハクチョウの群れ。

番屋から歩き出しました。距離は2キロ先。先週までつるつるだった氷の上に雪が5センチば
かり積もっていて、とても歩きやすい。

ただ氷が直接見れないので、われた氷のすき間が見れません。薄氷が張っていたら怖い。
それでも前夜のすごいシバレを信じます。一夜で2,3センチの厚さにはなっているはず。
これだったら割れることはありません。慎重に足元を確かめながら歩きはじめました。

太陽の光が雪面に反射して、日頃焼けにくい目の下や顎の下がぴりぴりします。
歩いているうちに氷になれてきました。歩幅が大きくなり、だんだんと愉しくなってきます。
毎年こんな感じを繰り返します。

オオハクチョウが集まっているところは湾の入り口近く。潮の動きが激しいところなので、
氷が割れて一部が開いていました。氷の下の海水が動くので、千切れたアマモが流れて
くるのです。それをオオハクチョウが拾って食べているのです。

氷が割れてがたがたになっているところは、さすがに怖くて歩けませんでした。

日頃歩けないところを歩く。これほどスリリングなことはありません。はじめは恐々です。
やがて、氷に対して信頼感ができます。安心が増します。へっぴり腰から大股で歩くように
なります。歩いているだけだけど、心がおどるのです。

けっこう楽しめる、冬だけのアトラクションです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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