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エゾジカ 氷の上を歩く

2011年01月25日

鳥インフルエンザがとうとう道東にも出ました。浜中町の火散布の小湾です。オオハクチョウと
オナガガモが相次いで死んでいるようです。私のクライアントさんが見つけられたようで、とても
大変なようです。おかげで今日再診に来られるはずだったのに、行けないという連絡をいただ
きました。いつも思うことがあります。見つかる前にこの死体をつついているカラスやカモメ、
オジロワシ、オオワシなどはその後どうなっているか。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                ■  エゾジカ 氷の上を歩く  ■

湾内が一面凍ることで、ここ10数年ある変化が起こっています。エゾジカが増えてくるのです。

(川も凍ってカキンカキン)


(この氷の上をシカたちが歩いてくるのです)

かっては保護動物であったエゾジカが急激に増えて、今では狩猟動物になっています。
厳しい冬の間、多くの若い木の皮を食べ、森の行く末に大きな影響を与えるようになったから
です。

狩猟が始まると、それまでよく見られていた場所から突然姿が消えてしまいます。撃たれて
死ぬシカもいますが、大方のシカは逃げて森のなかに潜みます。

そんなシカたちが安全な鳥獣保護区に逃げ込んでくるのです。湾内の氷の上を夜中に歩い
てきて、野付半島のナラワラの森や先端の竜神の森に身を潜めます。

最近は湿地の中が硬く凍っているので、昼日中でも姿を見せることがあります。でも大半は
夕方暗くなって、森の中から出てきて、氷の上を歩き、海岸線の草が食べやすいところに
行く光景が見られます。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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