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ゴマフアザラシ ただいま243頭確認

2011年01月22日

最近仕事が終わったあとにする仕事があります。小太郎のマッサージです。レジスターを
閉めてお茶をしようと診察室に入っていくと、診察台の上に小太郎が待っているのです。
ごろんと横になられて、おねだりをされるとやらねばなりません。顔から初めて首筋、背筋、
横腹、腰と満遍なく揉み解し、指圧をします。力を入れすぎると口がきます。それを何回か
繰り返しているうちに、私の指圧力とマサージセンスは最上級の腕になってきたと自負して
いる今日この頃です。
おばんです。小太郎でごじゃります。

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            ■  ゴマフアザラシ ただいま243頭確認  ■

野付湾はびっしり氷が張っています。ただ湾内に流れ込む春別川や当幌川の真水がどんどん
氷の下を這うように流れ出てきます。その真水が氷の端に出てきて、凍ってきます。氷の面積
が増えていくのはこのためです。

湾内では毎日満潮と干潮の影響を受けます。干潮になると湾内の水は外に流れ出て行きま
す。そのとき、出来立ての氷が流氷になって外へ外へと出ていくのです。

アザラシたちは凍った湾内から追い出されるように氷の端に休み場を求めます。そこで乗っ
ていた氷が流れ始めると氷に乗ったまま湾の外へ移動してくるのです。

それはちょうど氷を求めてやってくるコマイの群れに合えるチャンスでもあるのです。氷に乗っ
て移動することで、コマイのいるところにいけるというメリットができるわけです。

湾内の氷の上には数えただけで243頭のゴマフアザラシがいました。彼らがのんびりと氷の
上で休んでおれるのは、冬の間食べれるものがこの湾内には十分あるからに他ありません。

ときどき狩りをしているゴマフアザラシが近寄ってきて、うす氷の中から顔を出して、近寄って
来てくれます。白い氷と黒いアザラシの顔がとてもいいコントラスでいいのです。

寒さを忘れる、ひとときです。

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コメント

小太郎くんのいい顔!安心し切った表情。幸せそのもの。マッサージの効用、私も老いた女王様に毎日しておりますが、障害のある後ろ足日々悪化し、自負する私の 黄金の指 も、もう賞味期限切れかな、という限界に来て非常にあせってます。何がどう効くのかよく分からない。こちらの獣医には安楽死をすすめられてます。お父さんが獣医さんという家庭の小太郎くんが羨ましい。
ゴマちゃんコマイ食べるのですね。かってコマイ専用の「プライヤー」を持っていた私(笑)としては、少しゴマちゃんに嫉妬です。
高温多雨多湿の豪州、洪水と崖崩れを心配しながら1ヶ月過ぎました。ぴりぴり肌を刺す北の国、懐かしさ100倍です。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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