« カモの大群 南下 | メイン | 子連れタンチョウ »

ススキが原 今が見ごろ

2010年10月16日

夕方暗くなる頃、わが家から100メートルほど離れた電線にカラスが集まってきます。
九月はじめから増え始め、最近は以前の10倍ほどに増えました。

夏場は、なわばりを持てない若いカラスが小さな集団を作っているのですが、今時期は繁殖を
終えた大人のカラスと今年生まれのカラスが合流しているのです。

電線の下は糞だらけです。その中身は植物の種がいっぱいです。彼らは種の運びやさんでも
あるのです。おばんです。小太郎でごじゃります。


(エネルギーのかたまりになりつつあるジュジュです)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

                ■  ススキが原 絶景  ■

ススキのシーズンも終わったと思っている方も多いかな。それは花のシーズンが終わったので
あって、穂のシーズンをお忘れなのです。今は綿毛の種をいっぱい付けた穂が、風にたなびい
て輝きを放つ季節です。


湿地を取り巻くようにススキがいっぱい)

光が当たると白い穂が輝いて浮き立ちます。特に逆光の透かし風景は心をときめかします。
しかし、これは種が成熟してきたあかしで、やがて風に乗って遠くに飛んで行く準備期という
わけです。


近々強い風が吹いて、落下傘種が飛んでいってしまえば、この白い穂畑も色あせてしまいます。

野付半島の花のシーズンはススキで終わります。同じ場所にセンダイハギやヒオウギアヤメ、
エゾカンゾウなどが咲いていたのですから、不思議にです。この時間を棲み分けて子孫を残す
植物の生き残り戦略はすごい知恵です。しかも平和です。



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/13682

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

青い鳥動物病院ホームページ

ブログ内検索

カテゴリー

最近のエントリー

バックナンバー

コメント

トラックバック