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キアシシギ そろそろ最後の渡りかな

2010年10月13日

タワラマップ川をのぞくとヤマメのピン子の影が素早く草陰に入り込む姿を見ます。
この時期イクラを餌に釣り糸を垂らすとピン子が15分足らずで10から20匹は釣れます。
晩酌用なのでそれ以上はいりません。から揚げにすると絶品です。
おばんです。小太郎でごじゃります。


(寒くなって外にあまりでなくなったラムちゃんです。大好きな陽だまりの階段)

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                     ■  キアシシギ  ■

地味ですが冬羽のシギが大好きです。本当に目立ちません。鳥に興味のない皆さんはこんな
鳥がいるんだと思ってみてください。

その横綱はキアシシギという鳥を挙げたいのです。

キアシシギは頭から背面、翼の上面、尾にかけて暗っぽい灰色をしたとても地味なシギです。
黄色の足は短めで、歩きながら餌をとり、時折り腰をピコピコと上下させます。


干潮時、びっしり密生したアマモが顔をだす沖合いの干潟によく集まって、巻貝の稚貝や
小エビ、小魚、トビムシなどをせっせとあさっています。


野付湾には七月中旬から姿を見せ、八月初旬ごろから数が増えてきます。三羽から六十羽
ほどの群れを作り、飛び立つとき、「ピ、ウィー、ピ、ウィー」と聞こえる二節音の澄んだ声で
鳴くので、この時期は広い干潟で最も目立ちます。

日本では旅鳥として珍しくないシギですが、繁殖地での生態はほとんど分かっていません。
シベリア北東部の高山地帯の流れの速い山地河川とか、礫地があってまわりにヤナギの
低木がたくさん生えているような川の周辺で繁殖しています。

そこは標高五百から千八百メートルにある山岳ツンドラといわれる厳しい環境なので、研究者
がなかなか入れないのです。

そんな過酷な自然環境で繁殖しているシギを、楽々と干潟の中で観察できるのはとても幸せ
なことです。しかも、世界的に見ると北東シベリア山地の特徴種といわれているのですから、
キアシシギへの認識をもっと高めねばなりません。


ミユビシギと一緒にいる単独のキアシシギを見ながらシンプルなその美しさに見入っていました。


(ミユビシギの白さに比べ地味でしょう。)

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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