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草を食べるのは何故?

2010年10月08日

寒くなりましたね。猫たちは外に出かけるのが少なくなりました。出ても、気温や風しだいで
のんびりしていたり、さっさと帰ってきたりといろいろです。いよいよ本格的な紅葉が始まり
ます。  小太郎でごじゃります。


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単純な日常的疑問が常識的な回答で片付けられいることが多くあります。ふむふむと理解
した気分になっています。いざ調べてみるとしっかりした根拠や証明がないことが多いのです。
「犬や猫に塩をやってはいけない」なんていう非常識なことが大手を振ってまかり通っている
のが現状なのです。獣医学部ではそんなことは課題にもでません。開業医がそれぞれに
ぶち当たって解決していかねばならないのです。
今日はそんな中の一つです。

             ■ 何故?犬や猫は草を食べるの ■

「犬や猫はなぜ草をたべるの?」とよく聞かれます。
一般的には「何かの病気で嘔吐(おうと)の必要がある」「栄養を補うため」と考えられていま
すが、正しいかどうか、実はよく分かっていません。


2008年に米国の研究者が報告した調査結果によると、年を取った犬より若い犬の方がよく
食べると分かっています。食べる前に病気の兆候があったり、食べた後に吐いたりすることは
少ないことも分かりました。猫も同じ傾向だそうです。

この結果からは犬や猫が草を草を食べるのには特別な意味はなく、病気や栄養不足などとは
無関係で、単に祖先から受け継いできた行動ではないかということしかでてきません。

イヌ科やネコ科の野生動物は、草を食べて胃や腸内の寄生虫を駆除していると説明されて
いますが、ペットに当てはまるかは、今後の研究が必要なようです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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