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霜・霜・霜の朝

2010年10月29日

あさに冷え込みました。札幌や旭川方面は雪が降りましたね。道東は晴れです。
雪の変わりに霜がびっちり降りました。通学して行く小学生は寒そうです。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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               ■   霜・霜・霜・霜・霜   ■

朝陽を浴びた霜はきらきらと七色の発光をします。光があたるすぐ消える運命なのに、一瞬
美しく輝いてくれます。


きゅっと引き締まる寒さのせいで、ナラの葉がバッサリ落ちてしまいました。地面は落ち葉で
ふわふわです。厚さがあって歩くとやわらかな感触が足裏から伝わってきます。日干しの
布団を素足で歩く気分です。

つい三日前までしゃっきとしていた葉っぱが、今朝はしょんぼり縮こまって垂れ葉になって
いました。うらめしやー。



すっかりしょぼくれ穂になっていたヨシは、霜白に華々しく変身。化粧を施した幽霊一族の
行列です。


葉の落ちた木は最後の花を咲かせました。全身白無垢。素朴で美しい一瞬の変身です。


早く太陽に当たる古木の紅葉は周りを凌駕する花魁というべきか、その鮮やかさは
錦絵の世界です。


愉しい朝の散歩でした。

野付の森 小さな秋見つけた

2010年10月28日

雪虫が舞ったら本当に雪が来ちゃいました。せっかく赤みを増してきたわが家の紅葉が
綺麗になる前にどっさと落ちてしまいました。

おばんです。小太郎でごじゃります。


(耳をかきかきする小太郎)

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                ■  野付の森の小さな秋色  ■

野付半島には有名なトドワラという枯れ木の墓場みたいなところがあります。かって津波に
よって塩にやられた林です。年月がたって、すっかり木も朽ち果てて森の面影はありません。

しかし、そこから1キロほど離れたところにナラワラと名づけられた森があります。樹齢が百年
以上の大木がどっさり残っている森です。


(ナラワラの森。手前は干潟。タンチョウが2羽休んでいます)

風が強く吹き付ける北側はゆっくり上がっていくスロープみたいになっていて、道路側から
見ると高そうな木はないように見えます。

ところが中に入ってみると10メートル以上の高木がたくさん生えています。
とても海抜0メートルの位置に立っているとは思えない風景です。

その中の小さな秋色を探してみました。


(海抜0メートルの森です)

(紅色の葉は目立ちます)

(森の周りには塩分に耐える植物が生えています)

(ススキに変わって・・・・)

(枯れ幹につたの葉)

(シカに食べられたウラギクの残り花にやってきたモンキチョウ)

(ナナカマドの古木になった赤い実)

オオハクチョウ到着

2010年10月26日

いまジュジュに生物多様性ではなく食物多様性を身に付けさせるべく特訓をしています。
この地域で手に入る魚の刺身や煮つけ、焼き物、味噌漬けなど。納豆、ごはん、牛乳、
玉子焼きとにかく私の食事にでるものをできるだけ何でもやっています。この経過はぼちぼち
御報告して行きたいとおもっています。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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           ■  オオハクチョウがようやく姿を見せました  ■

とうとう冬の使者オオハクチョウが野付湾に姿を見せました。
18日から23日までに聞いた情報では十月二十日に姿を見せたそうです。同じ日にコクガンも
多数渡ってきていたとか。


太平洋側の厚岸湾には十月十三日に最初の一群が来ていますから、遅れること1週間も
こちらには寄ってくれませんでした。

オオハクチョウはユーラシア大陸の高緯度にある針葉樹の森が広がるタイガ地帯で繁殖
します。日本に渡ってくるオオハクチョウは3000キロ以上も離れた東シベリア海に注ぐ河川
流域からサハリンを経由して渡ってきます。途中何度も中継地で休みながら約2週間をかけて
来ることが、人口衛星を使った研究から分かってきています。


野付湾にくるオオハクチョウはサハリンからオホーツク海を南下して知床半島を経由してやって
くるのです。24日に数えたら308羽のオオハクチョウが来ていました。

干潮時が9時30分頃でしたから浅瀬にきて、せっせとアマモを食べていました。周りには
オオハクチョウが深いところから引き抜いたアマモのおこぼれにあずかるコクガンやヒドリガモ、
オナガガモが集まって賑やかでした。


満潮になってくると草が生えている干潟の奥のほうに入り込んで、草や種を食べに来るものも
いました。

また旅で疲れたのか頭を翼に入れてぐっすり眠っているハクチョウもいました。

さあ、いよいよたくさんのオオハクチョウが集まってきます。


立つ鳥跡を濁さず   写真 5・7・5

2010年10月24日

馬を買っている友人で酒飲み友達でもある信ちゃんが、放牧している愛馬の世話に標津川
沿いの放牧地に行ったとき。満点の星が出ている上空をオオハクチョウが鳴きながら飛んで
きたそうです。4日前に野付湾にオオハクチョウがきたという情報をもらいました。

寒波と伴にいよいよオオハクチョウの登場です。小太郎でごじゃります。

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久々に写真5・7・5をやります。みなさん愉しく、気楽にやっていただいています。


              ■  黄い足  写真 5・7・5  ■


           ★ 立つ鳥や 何を遺して 潮騒ぐ (思百)

           ★ はるばると どこまで行くの キアシシギ (直)

           ★ 濡れ素足 凍える前に 旅に出よ (ま)

           ★ きっぱりと 足を洗って 何処へ行く (ま)

           ★ キアシシギ 飛び立ち残す 玉しずく (直)

           ★ 夢しずく 来年こそは キアシシギ (虎)

ユキムシ(雪虫)舞う

2010年10月23日

昨日(21日)わが家の林で雪虫が舞いました。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                 ■  雪虫が舞う季節  ■

快晴無風の夕方。ハイマツの木の周りに、雪の結晶がゆっくり、ふわふわ空気に漂うように
、西の陽光に白く輝いて、雪虫が飛んでいました。


(陽光に輝いて白く浮き上がる雪虫)


じっと観察していたら、大きいのと小さいのと2種類の虫が舞っていました。
大きい方は足が長く、尻に小ぶりの綿を付けていまました。小さい方は綿毛が飛んでいる
ようでした。

ネットで雪虫情報を調べたら、昨日今日の書き込みがありました。どこも雪虫の移動飛翔が
始まっているようです。

雪虫の正体は羽の生えたアブラムシの仲間なんですね。
なかでも代表的な雪虫が一番大きくて、ぼたん雪が舞い降りるように飛ぶ
トドノネオオワタムシ(トドマツの根っこで樹液を食べて大きくなる)。

体長が大きいもので4ミリもあるそうです。お尻に綿のような白いふわふわをつけています。
これは綿ではなく「ワックス(蝋)」なんだって。虫の体にあるワックス腺からにょろにょろっと
出て、ふわふわと綿菓子みたいに膨らんだものがついています。

この綿菓子綿のようなふさふさが飛ぶときにパラシュートの役目をして、遠くのヤチダモの
木まで行く助けをしているのです。


うちの近くにヤチダモはあったかな。

今夜は満月。外はとても寒いです。来週あたり雪が降るかもしれません。



エゾジカ 海辺の家族に雄ジカが・・・・。

2010年10月22日

世界にはどでかい猫がいるものです。米ネバダ州の5歳になる雄ネコの「ステウィ」君が世界
最長のネコとしてギネス世界記録に認定されたんだと。
ジェントル ジャイアント(穏やかな巨人)といわれるメインクーン種で、鼻先からしっぽの先
までの長さが123センチあり、これまでの記録を1.3センチ更新したとか。

おばんです。猫はこじんまりがいいですね。小太郎でごじゃります。


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          ■  エゾジカ 海辺の家族に雄ジカが・・・・・・・。 ■

野付半島のシカのグループに4頭の雌親と子ジカの家族がいます。この家族に出会うのは
いつも夕方で、水辺です。

必ず海水の中に入っています。海水を飲みに来ているのか、アマモを食べに来ているのか、
他に目的があるのか、気づかれるとゆっくり移動して行くのでさっぱり分かりません。

ただ、他の群れより海水の中を歩くのが好きなようです。

最近、この家族の近くに立派な角をした一頭の雄が付きまとっています。ひっそりと。近寄る
ワケではなく、遠巻きに移動しています。

やがて始まる発情期と交尾期に備え、ゆっくりした接近を図っているのでしょう。


帰りがけ、暗くなった牧草地に九頭の雌ジカ中心の家族が草を食べていました。
皆、丸々として冬に備えた体力ができています。

マムシグサ(蝮草)の赤い実

2010年10月21日

羅臼の定置網に迷い込んだマンボウが魚屋で売っていました。一度食べたかったので
さばいてみました。刺身、煮付け、焼き、味噌漬けにしてみました。うむ・・・・・・・。
水っぽくて旨味がありませんでした。刺身は氷が解けるような感触でした。肝臓と腸の煮付け
はなんとか食べれました。たぶん獲れたてが旨いのでは・・・・・。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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              ■  マムシグサの真っ赤な実  ■

霜が降りた朝。タワラマップ川の散歩道で鮮やかな赤い実をつけたマムシグサを見つけ
ました。


(茎に紫褐色のまだらがあり、蝮の模様に似ていることから、名前がついた)


へんな実のつけ方です。黒い土台にキノコみたいな実がへばりついています。大小同異
大きいのやら、小さいのやら、大きさが様々です。

緑色だった実が黄色から橙色を経て、真っ赤に熟したものです。この熟した実を鳥が食べる
のですが、有毒なのに大丈夫でしょうか。でも、とても美味そうです。


マムシグサはサトイモ科なんです。この地域のミズバショウザゼンソウも同じなかまです。

霜が降りると草はどんどん枯れていきます。
アカツメクサは長い花期を終えそうです。じっと見ると淡いピンクの楚々とした美しさがあり
ます。フキの葉はすっかり黒ずみました。


コクガンの群来

2010年10月20日

朝真っ白い霜が降りていました。晴天です。これから道東名物快晴が多くなります。
これで雪が降れば、明るい毎日で心がウキウキです。白いキャンパスにいろいろな絵が
描けます。

おばんです。小太郎でごじゃります。


(ジュジュが少し大きくなりました)

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                ■  コクガンの群れ到着  ■

とうとうコクガンが大群でやってきました。私が確認して数えた個体数は湾内で2083羽
遠くて見落としいることも考えると、3000羽前後は来ているでしょう。

日中に入り込んで来る群れがぽちぽちいました。毎日次々に入ってくると1万羽近くに
なると予想されます。


(コクガンには黒っぽい雲がお似合い)

コクガンはレッドデータブックの希少種です。国の天然記念物にもなっています。日本で
毎年函館付近や、青森県、宮城県の沿岸部で1千羽ほどしか越冬していないと思われて
きた鳥です。世界的に見ても、少ない鳥の部類に入ります。

アジアのコクガンは、北極海の沿岸や北太平洋の潟湖や湾に面した地域で繁殖していま
す。かっては北極圏に住む人々の良い食料源でした。

しかし、19世紀の終わりごろから、頻繁な人の侵入と行き過ぎた狩猟によって、どんどん
その数が減少してしまいました。1993年の空中調査では一万五千羽ほどしかいないと
推定されました。

繁殖を終えると越冬地へ南下します。その渡りのルートは2コースあります。
1.カムチャッカ半島から千島列島を南下し、日本に入ってくるコース。
2.モンゴルから中国内陸部を移動して南下するコース。

中国ルートは移動中に捕獲されることが多かったらしく、その数は著しく減少しているそう
です。


野付半島では以前から渡りの途中でしばらく滞在することは分かっていました。ただその
数は3000羽ほどだと言われていました。

しかし、ここ5年の調査では、七千羽から八千羽の数が確認され、しっかりとした調査の
必要性があることが出てきました。

私は推定一万五千羽よりも多くのコクガンがいると考えています。

これからのしっかりした確認作業を通して、日本のコクガンの事情が分かっていけばいい
のですが。


(到着したコクガンの一団)

浜辺の晩秋香

2010年10月19日

とうとう猫のために暖房を入れました。パネルヒーターなので家中の空気がほんわりと
温まります。年寄りのラムちゃんはパネルの横に作った特性寝床で気持ちよさそうに
眠っています。  おばんです。小太郎でごじゃります。


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                  ■  浜辺の晩秋香  ■

強い寒気が入ってきました。一杯飲みに出て、千鳥足で帰ってくるとき足元から酔いが
醒めてきます。

野付半島の浜辺はすっかり晩秋の香りでいっぱいです。
あれだけ花がたくさん咲いていたのに、今は花期の長い花が少しばかり残っています。


ウンランのかわいらしい黄色の花も水々しさがなくなってきました。葉っぱも赤黒くなって、
違う花のように見えます。海蘭と漢字で書きますが、葉色が紅葉した方が蘭ぽくていい感じ
です。


その近くには、シソ科のナミキソウがまだ生き生きと咲いています。寒さに強いんですね。
八月から咲いていますから花の咲く期間が長いです。

ナミキソウも浜辺の花です。波が打ち寄せる海岸に生えることから着いた名前です。また
打ち寄せる波の形に花の形が似ているからともいわれます。

そう考えて見てみると青紫色が北の海の青さ、花弁の白い色が波しぶきに似ています。

干潟に出るとアッケシソウが赤々に輝いていました。これこそ浜辺の紅葉を代表するもの
です。その赤さはまことに鮮やかです。この赤に匹敵するものはないのでは・・・・。

そして料理の彩りをいっそう引き上げます。

今夜も「野付」に乾杯!


子連れタンチョウ

2010年10月18日

家のまわりからクモの姿が消えました。冬眠の準備に入ったようです。
ちゃっかり家の中に入ったクモは天井の片隅に糸を張ってじっとしています。
おばんです。小太郎でごじゃります。


(小太郎の食事どころです)

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        ■  タンチョウ夫婦、ヒナを連れて牧場にやってくる  ■

黄色い地にA60と刻印された足輪をつけているオスのタンチョウ。この夫婦がヒナを連れて
毎年やってくる牧場の庭先にやってきました。


8月に草刈りが終わった3キロほど離れた牧草地に2羽でやって来ていました。そのときヒナを
連れていなかったので、今年はヒナが育たなかったのだと思っていました。

このA60との付き合いは、野付半島に本格的に通いだしてからです。もう5年になります。
毎年ヒナを連れて、同じ牧場に現れます。毎日曜日に挨拶をして行くものですから、すっかり
お馴染みです。

警戒は怠りませんが、認識はしてくれているようです。

ですから先日ヒナを見たときはびっくりです。私が勝手に今年は繁殖できなかったと思い込
んでいたからです。あの時はヒナを安全なところに隠れさして餌をとりに来ていたわけです。
子育てに対する慎重さと安全を重視する配慮を感じます。

牛が足で掘り起こした土は、柔らかくしかも糞交じりですから、土壌昆虫がいっぱいいます。
育ち盛りのヒナにとっては、絶好の餌捕り練習場です。


(牛たちの前をのんびりえさを探して歩くヒナ)


(牛の前を歩くメス)


(おやこ)

毎年十二月の凍れがきつくなる頃までいます。
3年前は一月中旬までいたことがありました。春まで居残るかなと期待しましたが、さすがに
大雪が降る前にはいなくなりました。

さて今季はいつまでいることやら。


(親に囲まれて大切にされているヒナ)

ススキが原 今が見ごろ

2010年10月16日

夕方暗くなる頃、わが家から100メートルほど離れた電線にカラスが集まってきます。
九月はじめから増え始め、最近は以前の10倍ほどに増えました。

夏場は、なわばりを持てない若いカラスが小さな集団を作っているのですが、今時期は繁殖を
終えた大人のカラスと今年生まれのカラスが合流しているのです。

電線の下は糞だらけです。その中身は植物の種がいっぱいです。彼らは種の運びやさんでも
あるのです。おばんです。小太郎でごじゃります。


(エネルギーのかたまりになりつつあるジュジュです)

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                ■  ススキが原 絶景  ■

ススキのシーズンも終わったと思っている方も多いかな。それは花のシーズンが終わったので
あって、穂のシーズンをお忘れなのです。今は綿毛の種をいっぱい付けた穂が、風にたなびい
て輝きを放つ季節です。


湿地を取り巻くようにススキがいっぱい)

光が当たると白い穂が輝いて浮き立ちます。特に逆光の透かし風景は心をときめかします。
しかし、これは種が成熟してきたあかしで、やがて風に乗って遠くに飛んで行く準備期という
わけです。


近々強い風が吹いて、落下傘種が飛んでいってしまえば、この白い穂畑も色あせてしまいます。

野付半島の花のシーズンはススキで終わります。同じ場所にセンダイハギやヒオウギアヤメ、
エゾカンゾウなどが咲いていたのですから、不思議にです。この時間を棲み分けて子孫を残す
植物の生き残り戦略はすごい知恵です。しかも平和です。



カモの大群 南下

2010年10月15日

厚岸湾に十月十三日、オオハクチョウ二十四羽が初飛来しました。
白い鳥の登場は「いよいよ冬か」という思いを間近に感じます。
今季の冬は中途半端でなく、カキーンと凍れる気持ちよき厳冬であって欲しい。
個人的に思っています。おばんです。小太郎でごじゃります。


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                ■  カモの大群 滞在中  ■

さてカモたちがどんどん南下してきています。
野付湾に集まっているカモの数は10万羽以上だと思います。何せ広いのでカウントするのは
ままなりません。


千島列島を南下してきたカモの群れが国後島方面からどんどん入ってきます。
オナガガモやヒドリガモが八割方占めますが、マガモ、コガモ、ハシビロガモなども混じります。
ハジロカイツブリは200羽ほどの群れを成して集団で小魚の群れを追い回しています。

湾内から飛び出して西の方へ飛んで行く群れもいます。

夏場、この地域で繁殖していたアオサギも集合しています。そろそろ南下を始めるでしょう。



(ヒドリガモの群れ)


(オナガガモの群れ)


(アオサギとカモの群れが休んでいます)


キアシシギ そろそろ最後の渡りかな

2010年10月13日

タワラマップ川をのぞくとヤマメのピン子の影が素早く草陰に入り込む姿を見ます。
この時期イクラを餌に釣り糸を垂らすとピン子が15分足らずで10から20匹は釣れます。
晩酌用なのでそれ以上はいりません。から揚げにすると絶品です。
おばんです。小太郎でごじゃります。


(寒くなって外にあまりでなくなったラムちゃんです。大好きな陽だまりの階段)

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                     ■  キアシシギ  ■

地味ですが冬羽のシギが大好きです。本当に目立ちません。鳥に興味のない皆さんはこんな
鳥がいるんだと思ってみてください。

その横綱はキアシシギという鳥を挙げたいのです。

キアシシギは頭から背面、翼の上面、尾にかけて暗っぽい灰色をしたとても地味なシギです。
黄色の足は短めで、歩きながら餌をとり、時折り腰をピコピコと上下させます。


干潮時、びっしり密生したアマモが顔をだす沖合いの干潟によく集まって、巻貝の稚貝や
小エビ、小魚、トビムシなどをせっせとあさっています。


野付湾には七月中旬から姿を見せ、八月初旬ごろから数が増えてきます。三羽から六十羽
ほどの群れを作り、飛び立つとき、「ピ、ウィー、ピ、ウィー」と聞こえる二節音の澄んだ声で
鳴くので、この時期は広い干潟で最も目立ちます。

日本では旅鳥として珍しくないシギですが、繁殖地での生態はほとんど分かっていません。
シベリア北東部の高山地帯の流れの速い山地河川とか、礫地があってまわりにヤナギの
低木がたくさん生えているような川の周辺で繁殖しています。

そこは標高五百から千八百メートルにある山岳ツンドラといわれる厳しい環境なので、研究者
がなかなか入れないのです。

そんな過酷な自然環境で繁殖しているシギを、楽々と干潟の中で観察できるのはとても幸せ
なことです。しかも、世界的に見ると北東シベリア山地の特徴種といわれているのですから、
キアシシギへの認識をもっと高めねばなりません。


ミユビシギと一緒にいる単独のキアシシギを見ながらシンプルなその美しさに見入っていました。


(ミユビシギの白さに比べ地味でしょう。)

コクガン飛来・・・とエルミタージュ的夕焼け

2010年10月12日

おばんです。小太郎でごじゃります。
今日は新企画です。いつも小太郎ばかりじゃ「つまんない」という猫好きな方のために、
ペットと人の笑顔シリーズをやりたくなりました。ペットと人に関しては病院は宝の山だと前々
から思っていたからです。クライアントさんと愛するペットを時々入れさせていただきますね。

今回は弟子屈にお住まいの田森さんと子猫のにこちゃんです。猫と接すると人の表情って
とても柔らかくなりますね。いいでしょう。

ちなみに田森さんのブログ「ファーム森の馬季庭」が素敵です。
http://morinomakiba.at.webry.info/


(にこが頭の上に行ってなかなか降りてこない)

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              ■  コクガン飛来  ■

十月十一日は朝から次第に天候が回復して、九時にはすっかり晴れました。
私が研究している「コクガン」の一陣が毎年やってくる日です。朝から野付半島の先端で
ひたすらコクガンがやってくるのを待ちました。待つこと四時間。12時25分6羽の群れが
目の前を通過して行きました。(ぐっとこぶしをを強く握り締める)   
              
                   ヨッシ!

これから来年の五月はじめまで、私のコクガン三昧の生活が始まります。
ただ夕方までやってきたのはこの群れだけ。もっと来るという期待には沿ってくれません
でした。


(第一陣のコクガンの群れ)

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その代わり、久々に美しい夕焼けを見ました。エルミタージュ美術館展で見たロシアの
夕焼けの絵に出てくる夕焼けにそっくりの光景が年に何回か出てくるのです。

これを野付半島のエルミタージュ的夕焼けと称して楽しむのです。


(ナラワラから見た夕焼け)


(東側の空の雲は深い青にくっきり浮びます)


(西よりの雲)


(新月 一日月が出てました)

ドングリの収穫

2010年10月10日

今日は丸一日雨でした。札幌から来てくれた古き友人で建築家の清水 尚さんと朝から
野付半島に出かけて来ました。強風、横から叩きつける雨で濡れ濡れでした。
期待していたオオハクチョウとコクガンの姿は今日は確認できませんでした。残念。
おばんです。小太郎でごじゃります。

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               ■  ドングリの収穫  ■

低気圧が通過した。強風が吹き荒れ、せっかくたわわに実っていたミズナラの実、ドングリが
どっさり落ちてしまいました。

ほっとくと芽を出して食べれなくなります。もったいないのでエゾリスさんの冬用の食べ物にと
拾い集めました。

試しに落ちたてのドングリを餌台に置いてみましたが、まったく感心を示しませんでした。
で、しっかり乾燥させ、渋味をなくしてから保存します。

甘味と旨味が出れば、冬の良い食べ物になるでしょう。


(拾い集めたドングリの実)


(今年のドングリは実入りがよさそう)


(埋めたものを探している)

タンチョウ 天空の舞

2010年10月09日

落ち葉が加速度的に増えています。いよいオオハクチョウが現れそうです。
いつものんびりと生活している小太郎でごじゃります。

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                ■  タンチョウ 天空の舞  ■

先日、野付半島の湿原でタンチョウの「天空の舞」を見ました。
いつもシギやチドリが降りて餌を捕っている湿地に二羽のタンチョウが来ていました。
今年繁殖しなかった若い夫婦のタンチョウです。

いつもながらに遠くから眺めていると飛行機が地上より飛び上がるように走り出し、飛び上がり
ました。水平飛行に移って、そのまま別の場所に行ってしまうと思ったら、大きく旋回をして来て
突然垂直に上昇。翼を大きく広げて一瞬、天空で踊りました。二羽が互いに見つめあい、シン
クロナイズスイミングのように翼や足の動きまで合わせたのです

すぐにまた水平飛行にもどり、旋回を始めました。そして再び2回目の舞をやりました。

冬の餌場で求愛ダンスをする光景はよく見かけるシーンです。しかし、秋に空中で舞う光景は
見たことがありません。初めての秋の舞に、単純にしばらく興奮をしていました。

ものすごく得をした気分でした。

草を食べるのは何故?

2010年10月08日

寒くなりましたね。猫たちは外に出かけるのが少なくなりました。出ても、気温や風しだいで
のんびりしていたり、さっさと帰ってきたりといろいろです。いよいよ本格的な紅葉が始まり
ます。  小太郎でごじゃります。


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単純な日常的疑問が常識的な回答で片付けられいることが多くあります。ふむふむと理解
した気分になっています。いざ調べてみるとしっかりした根拠や証明がないことが多いのです。
「犬や猫に塩をやってはいけない」なんていう非常識なことが大手を振ってまかり通っている
のが現状なのです。獣医学部ではそんなことは課題にもでません。開業医がそれぞれに
ぶち当たって解決していかねばならないのです。
今日はそんな中の一つです。

             ■ 何故?犬や猫は草を食べるの ■

「犬や猫はなぜ草をたべるの?」とよく聞かれます。
一般的には「何かの病気で嘔吐(おうと)の必要がある」「栄養を補うため」と考えられていま
すが、正しいかどうか、実はよく分かっていません。


2008年に米国の研究者が報告した調査結果によると、年を取った犬より若い犬の方がよく
食べると分かっています。食べる前に病気の兆候があったり、食べた後に吐いたりすることは
少ないことも分かりました。猫も同じ傾向だそうです。

この結果からは犬や猫が草を草を食べるのには特別な意味はなく、病気や栄養不足などとは
無関係で、単に祖先から受け継いできた行動ではないかということしかでてきません。

イヌ科やネコ科の野生動物は、草を食べて胃や腸内の寄生虫を駆除していると説明されて
いますが、ペットに当てはまるかは、今後の研究が必要なようです。

マユミの実

2010年10月07日

子猫の名前をジュジュにしたらジジじゃなかったの、と残念がられました。子猫だのに爺は
ないしょと突っ込まれたわけではないのですが、口を尖らせてジュといったほうが言いやすい
と思ったわけです。今気に入っているシンガーソングライターのJuJuが気になったことも
あります。
おばんです。小太郎でごじゃる。



(ジュジュです。私はこんな顔をしてます。これからよろしくです。)

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                   ■ マユミの実が豊作だ ■

わが家の庭はマユミの実が満開です。桃色に色づいていた実がパッカと四つに割れて開き、
中の赤い種子が鮮やかです。今年は豊作で、庭にある九本の木のすべてに実がいっぱい
ついています。


(花が開いたように実が四つに割れて赤い種子がでています。)


(われる前はこんなんです。)

私が40年まえにホンダの50ccバイクR&Pで北海道を旅したとき。阿寒湖畔のアイヌ彫刻店
のおやじが当時流行っていた木彫りペンダントの材料がマユミだと教えてくれた。その時から
どういうわけかマユミという名前が頭から離れなかった

22年前病院を建てたとき、犬の散歩コースにしたタワラマップ川の林床にマユミの若木が
たくさんありました。記念にと思いついたのがマユミでした。その木が今では3メートルほどに
大きく育ちました。

今この実を食べにヒヨドリやメジロ、ハシブトガラスがやってきます。朝陽に当たって黄色味
を帯びだした葉っぱとピンクの実とそこに集まる小鳥やエゾリスを見ていると、とても豊かな
気分にひたれます。


(花に誘われていろいろな鳥がきます。ハシブトガラです。


(エゾリスの小夏が来ました。)


マユミは真弓とも檀とも書きます。

今人気の女優、檀れいさんは本名が山崎まゆみと言います。まゆみを漢字で「」と書く
ので、宝塚時代「だん」という愛称で呼ばれていました。退団して女優になったとき、芸名
をマユミにちなんで檀にしたそうです。

日本と中国の林に自生します。マユミの樹質は硬いのですが、柔軟性に富んでいて細工
がしやすく、しかも弾力性があるので、昔はこの木でが作られていました。それで真弓とも書くようになったとか。

万葉集に 南淵の細川山に立つ檀 弓束まくまで 人に知られじ と詠まれるように
道東では日当たりの良い川べりに多くはえています。


ハイイロヒレアシシギが避難

2010年10月06日

子供はエネルギーのかたまりです。疲れるという言葉がないくらいに飛んだり跳ねたり、
いくら付き合っても終わりというものが見えません。子猫のジュジュがとうとうわが家の
家族になりました。拾い猫ですが、だんだんかわいくなってきました。
おばんです。小太郎でごじゃります。


(ジュジュとラムちゃん。初対面)

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               ■ ハイイロヒレアシシギ ■

ここ何年間、十月に入ると台風並みに発達した低気圧が道東をよく通過します。
秋サケの定置網が流されて大きな被害をもたらしたのは、5年前くらいでしょうか。
沖合いの海上は想像をはるかに超える猛烈な荒れようです。


そんな低気圧が去ったあとの愉しみがあります。それは普段なら姿さえ見るのが難しい
鳥たちが、浜辺に避難して来ることです。私はそれを「今日のサプライズ」と称して、我が嫁
に報告するわけです。

今日はハイイロヒレアシシギです。
九月二十六日。前日強風を伴った低気圧が通過した後だったので、何か来ているかもしれ
ないと胸膨らませて出かけたのです。

浜には強風を避けて沖合いからやってきたオオセグロカモメやセグロカモメ、ウミナコたちが
休んでいました。風波が高く大波がどんどん打ち寄せています。


ミユビシギの50羽ほどの群れも砂浜に来て餌をあさっていました。群れを観察していると
少し離れた波の上にハイイロヒレアシシギが1羽だけ浮いているのに気づきました。
「ラッキー」と思わず叫びました。初めての出会いだったからです。


(波の上に浮いて餌をとっている)

いつもは根室海峡の沖合いを春と秋に通過して行く旅鳥なので野付半島ではめったに見つ
けられません。羽毛はすでに冬羽になっていました。背中の羽毛が灰色で、顔から胸にかけ
て白く、眼の後ろの過眼線と翼の風切羽が黒っぽく見えます。足の指を縁取るようにヒレが
着いています。泳ぐのに適応している足です。

この鳥の和名は背中の灰色と足のヒレから由来します。

仲間からはぐれたらしく、元気がなさそうでした。砂浜に上がって私を無視するかのように
餌を捕って食べていました。

夏は北極圏で繁殖します。鳥としては珍しく一妻多夫です。オスが枯れ草や地衣類で巣を
準備するとメスがやってきて卵を産み、終わるとさっさと次のオスのところに行ってしまいま
す。どんな環境条件でこんな婚姻形態ができたかは知りませんが、興味深い鳥には違い
ありません。

彼らはこれから南アフリカまで旅をするのです。


ミユビシギ

2010年10月03日

今指圧に凝っています。犬も猫も指圧をしてやるとうっとりします。犬は体が硬いので壺に
入ると目がすぐに細くなります。耳の中を押してみると後足が反応してかりかりと掻く仕草を
します。猫は腰の骨盤の近くを押してやると自分で肩口をなめる反応を見せます。
指圧大好きです。おばんです。小太郎でごじゃります。


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                   ■  ミユビシギ  ■

七月はじめに始まったシギとチドリの渡りも終わりに近づきました。
終わりを飾るのは「誰だ」と毎年自分なりに愉しんでいます。

その最右翼がミユビシギです。
外海の砂浜につくことが多く、今年は先端まで歩いていくときによく群れに出会います。

ミユビシギは遠浅の広々とした砂浜に2-3羽から数10羽の群れを作り、引く波を追いかけ、
また押し寄せる波に追われるように俊敏に忙しく走りまわりながら、砂の中の餌をあさります。


(水ぎわで餌をあさるミユビシギの群れ)

この光景が古来より目を引いたのでしょうか。和歌や俳句に「浜千鳥」として詠まれてきまし
た。「打ちよする 波や千鳥の 横ありき」という与謝野蕪村の俳句は、ミユビシギの磯での
行動を実によく観察しています。

冬の季語にもなっていて、冬の浜辺に著しく白っぽく見える姿は丸くて白いマシュマロみた
いで、とても目立ったに違いありません。


シギの仲間は普通、三本の長めの前足指と後ろに向いた一本の短い後足指がありますが、
ミユビシギにはこの後足指がありません。砂浜を俊敏に動き回るのに適応してきたのかも
しれません。

砂の中にいるハマトビムシや小さな貝や魚、ときにはアッケシソウなどの種子や芽をくちばし
で探ってついばんで食べます。くちばしの先端だけを少し開くことができるので、砂の中の
虫を素早く捕らえることができるのです。


北極圏の石の多い不毛のツンドラ地帯で繁殖して、野付半島には八月中旬から十月下旬
にかけて渡ってきて、本州の方へ向かいます。関東以西では越冬するものもいますが、
たいていは赤道周辺からオーストラリア大陸、アフリカの南部、南アメリカ大陸まで広く
渡って越冬します。ずいぶん遠くまで渡って行くすごいやつらです。

タヒバリ たくさん渡って来てるよ。

2010年10月01日

大黒 摩季のファイナルコンサートに行って来ました。中標津しるべっとホールは超満員。
2時間の予定が3時間に及ぶ盛り上がり。最後は「今夜はまだ歌いたい」とベット・ミドラー
の「ローズ」を熱唱。どれだけ女っぽく歌えるようになったか試したいと。

              人は言う 愛は川だと
              ひ弱な葦を押し流す
              人は言う だからだよ
              心がいつまでも疼くのは
              人が言う 愛は飢えだと
              終わりのない痛みだと
              でも・・・私には愛は花
              あなたはただその種

摩季ちゃんあなたの素晴らしい強力なエネルギーをいただきました。早く病気を治して
いいコンサートしてください。ありがとう。
おばんです。小太郎でごじゃります。


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                   ■ タヒバリ ■

九月二十六日。野付湾に5羽のコクガンが入ってきました。いよいよ冬鳥の渡来です。
今日は道北の浜頓別のクッチャロ湖にコハクチョウが26羽やってきたそうです。札幌の
近くの宮島沼にもコハクチョウが4羽、マガンは5万5千羽を超えているそうです。

小鳥もどんどん渡っています。野付半島の先端へ続く砂利道をゆっくり車で走ると路上に
降りているタヒバリが次々と飛び立ちます。両側の湿地にもそこかしこに降りています。

湿地の草は先日、低気圧が通過した折に吹いた強風で稲がなぎ倒された跡のようになって
いて、タヒバリが降りて餌をとるには絶好地になっています。


タヒバリは九月中旬から10月はじめにかけて野付半島を通過して行く渡り鳥です。
カムチャッカ半島や千島列島で繁殖していた鳥が主に来ていると思われます。

その名のとおり冬になると本州だと田んぼや畑などでよく見かけることができます。
大きさも色合いも見方によってはヒバリに似た鳥です。
実はタヒバリはセキレイの仲間で、長めの尾を上下に振る様子はセキレイによく似ています。

野付半島では、砂浜や湿地の草が倒れている開けたところを好み、草茎などについている
虫を捕って食べています。これからもっと増えてくるといっせいに南の方へ渡っていきます。


プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

青い鳥動物病院ホームページ

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