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エゾリスの「耳かけ君」登場

2010年09月13日

発情している猫が増えているのかな。ケンカして咬まれてくる猫が多くなりました。
外にいる猫と家の中にいる猫ではなわばり意識がまったく違います。ご用心を。
おばんです。小太郎でごじゃります。

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すっかり森の木陰になじむ毛色に変身したエゾリス君がえさ台に姿を見せました。常連の
ボインの小夏は、子供を育てるのに忙しいのか最近はご無沙汰です。

その代わり新顔が姿を見せました。特徴から「耳かけ君」と名づけました。

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エゾリスは激しいケンカはしないのかなと疑問を持っていたのですが、するんです。
耳かけ君の耳を見てください。左耳は直角に喰い千切られています。右耳は後方が
W字に抜き取られ先の中央部に穴が開いています。


(左耳は直角の傷跡)

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(右耳はW字と真ん中に穴の傷跡)

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ものすごい咬み合いのケンカを想像できます。
耳の縁には静脈や動脈がしっかり走っていますから、この傷を負ったときはかなりの出血
をした可能性があります。それでもこうして生きているということは大した出血ではなかった
らしい。
エゾリスの前歯は人間の前歯みたいに尖らず、菜っきり包丁みたいになっているので、
上下で押し切り、引きちぎる。そのため血管が引っ張られ、細く伸び、千切られる。
当然、血が出にくくなってしまいます。

だから元気に生きられたのでしょう。仲間内では死なないように工夫してるのです。

こやつはきっと強いやつに違いない。百戦錬磨の経歴を引っ提げての登場ということに
しておきましょう。

さてさて。これから秋から冬にかけて、このえさ台に現れるリスの顔ぶれが愉しみです。


(タワラマップ川のヨシの穂が色づいてきました)

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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