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コガネグモの巣

2010年09月08日

今日は24節の「白露」です。大陸からの高気圧が遅まきながら降りてきて快適な一日でした。
道北のサロベツ原野には、北極圏からオオヒシクイというガンの仲間の渡り鳥が9月3日に
到着したそうです。いよいよ冬鳥が姿を見せだしました。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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朝の光に浮き立つクモの巣をよく見かけるようになりました。クモはこの時期活発に巣作りを
するんですね。調べてみると秋に巣を作るクモというのがありました。夏にも春にも巣を作る
クモはいるんです。実は「巣」とはいわないんです。「網」というのです。

秋に円形の美しい円網を作るクモ。北海道にはコガネグモというのがいました。

クモは常に網の中心にいる。頭を下に向けて止る。前足2対と後足2対をそれぞれ揃えて
真っすぐに伸ばす。その配置はX字状になる。
コガネグモの生態とどんぴしゃりでした。

それにしてもこの円網の幾何学模様のすごいこと。積み重ねと繰り返しの作り出す「美」。
どうやってこの造形を紡ぎだしていくのか、その過程を思い巡らすだけでもあきません。

このクモの子たちは秋に孵化して、風が吹くと尻から糸を吐き出して、凧のように風に乗って
飛び出していくんです。子クモの分散飛行といって京都にいたときに見ましたが、とても感動
するものです。


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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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