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ヒガラの子育て。もう繁殖期も終盤。

2010年07月20日

お久しぶり。小太郎でごじゃります。
太平洋からの暖気が入ってきて、本州っぽい梅雨もどきの天候です。
すっかり道東の気候になじんだ体には堪えます。

さて、巣立ちの時期はいつの間にか後期に入りました。
林の中を散歩すると、か細くて高音の透明感のある声が木の中を移動してきます。
声はすれど、さっぱりその位置がつかめません。目を凝らしても、姿をなかなか見つける
ことができないのです。

前から思っているのですが、子育て期の親子の声は非常に発声位置を特定しにくい
音になっているらしい。高音の威力というのでしょう。


(薄暗い松の木の中での親子のヒガラ)

それでも近くに来ているのは分かるので、じっとして、その声の発生位置を聴き極める
のです。すると、目の前に突然、そやつらが姿を見せることがありまます。

(ヒガラのメス親)


その一瞬を捉えるときが、何ともいえない快感なのです。
今日は、日本で2番目に体重が軽い(5gくらい)ヒガラの親子にめぐり合いました

ヒナはふっくらしています。それに反し、形振りかまわぬ親鳥のみすぼらしいこと。
写真を見ても子育てのひたむきの一生懸命さを感じます。



(口をあけておねだりするヒガラの雛)


(捕って来た餌を雛の口に入れる親鳥)

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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