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トンギョ (イトヨ)

2010年07月12日

おばんでニャン。小太郎でごじゃります。
最近、日曜日は運良く晴れが多くて、いいですね。

干潟を歩いていたらトンギョが死んでいました。
「トンギョ」て、知ってますか。背びれや腹びれに棘がある魚です。



トンギョというのは北海道の方言で、本当は「トゲウオ」のことです。
トゲウオといっても、その仲間は道内だけで数種類いますが、まとめてトンギョといっている
ようです。

釣り人には、ワカサギ釣りのときに引っかかってくる外道としても有名ですね。
野付湾あたりにいるトゲウオは「イトヨ」といって北半球の亜寒帯に広く分布して
いるトゲウオです。

サケと同じで、川で産卵して、稚魚は海に下って成長します。そして産卵しに遡ってくるのです。
新潟県の一部の河川では、遡上してくる頃に「イトヨ漁」が行われ、から揚げや天ぷらにして
食べるそうです。前から一度食べたいと思っているのですが、なかなかです。

産卵するときはオスの体はとても鮮やかな青と赤のコントラストの美しい婚姻色に変わります。
これもサケみたいです。

北海道にきた頃、湿原の中を流れる小さな川でタナゴ釣りに使うとても小さな釣り針を使って
トンギョ釣りを楽しんだことがあります。しなりのいい釣り竿で釣るとけっこう愉しく遊べましたね。
こっちの人は絶対しませんが。

この魚、全国的に少なくなっていて、各地で保護運動が起こっているんです。天然記念物に
なっているところもあります。
そう考えると、外道で釣るなんて、なんと贅沢な・・・・・。


霧の中、ヒオウギアヤメとエゾカンゾウがヨシに混じって咲いています。


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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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