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秋の気配、ポチポチと。

2010年07月30日

8月もまじかになりましたね。秋の気配がぽちぽちと見られるようになりました。
おばんです。小太郎でごじゃります。


野付半島にアキアカネの姿が目立ち始めました。
低い気温のとき生理的に熱を保持する能力が高いかわりに、高い気温だと
熱を出す能力がないために、アキアカネはきわめて暑さに弱いといわれます。
気温の低い根室地方に避暑にでも来ているのですかね。


(ハマエンドウの葉っぱに止まっているアカトンボ)


シギやチドリも次々に渡ってきています。
メダイチドリやトウネン、キョウジョシギ、キアシシギが繁殖地から南下してきています。
根室海峡をぼけーと眺めていると、20羽から100羽以上の群れが海面すれすれに
飛んできて、海岸線で急上昇、干潟に入ってきます。

ここは極東ロシアや北極圏で繁殖していたシギ・チドリの渡りのコースになって
いるのです。8月に入るとさらに増えてきます。



(メダイチドリの群れです。中にキョウジョシギやトウネンが混じります。)


牧草地は悪天候に悩まされながら草刈がだいたい終わりました。
今年は実入りの良い牧草だったとか。
すっかり丸裸にされた牧草地は、虫やカエルが見つけやすくなっています。
それを食べにタンチョウがやってきます。
雨が降ったあとは、土にたっぷり水が滲みこむため、土中の虫やカエルが
おぼれないように地表近く出てきて、タンチョウには獲りやすいのです。

これからデントコーンの刈りいれも始まります。今年は昨年に比べ生育が良いよう
なので、9月に入れば20羽以上のタンチョウが集まる光景にお目にかかれるで
しょう。



(前日の大雨で牧草地に水溜りができ、獲りやすくなった虫などをあさるタンチョウ)



(牧草地の中も水辺が好き)



(牧草ロールを包むビニールの色は黒あり、白あり、白黒あり、いろいろ。)

ホッカイシマエビ。旬なものを食べる。

2010年07月28日

トウモロコシの成長が今年はいい。家のまわりを散歩している小太郎でごじゃります。



根室地方で今、旬なものといえば”ホッカイシマエビ”。正式な名は「ホッカイエビ」。
緑褐色の体に三本の白い縦縞があります。

塩茹でにするとあか橙色にみごと変身します。茹でたものを冷凍せずに口にほおばる
とこれは絶品。ぷりぷりと引き締まった身。あふれんばかりの濃厚な甘さ。殻を剥いで
かぶりつくと、海老味噌のさらっとしてコクのある海の風味が抜群に広がります。



(7月のホッカイシマエビは締まりよく、旨さ抜群)

根室産やロシア産、浜中産、野付産などいろいろありますが、中標津では野付湾産の
エビの人気が高い。値段だって倍くらい違います。
野付湾内は水深が浅く、アマモというガンやハクチョウがよく食べる海草がいたるところ
に生えていて、エビはその中で生活しています。

このエビの棲息地を傷めないために帆と風の力で網を引く打瀬網漁が発達しています。
獲る量が限定され量が少ないため、地元以外ではあまり見かけません。冷凍物も多い
ですが、旬の時期に美味いものを食べてしまうと他の時期には食べたくないです。

中標津に住み着いて可能な限り実行していることがあります。

一、地元の旬なものを食材にすること。
二、運搬エネルギーコストがほとんどかかっていないものを食べること。
三、自分でとれるものは自分でとってくる。

この三つです。以前はフクやタイ、ブリ、アジ、メバル、ノドグロ、ハモなどが大好き
でしたが、今はほとんど口にしません。いや、この地域のものがそれ以上に美味しい
ので、欲しいと思わないのです。決意して、実行してみると意外とできるものです。

私はフィールドワークを二十代に10年近くやりました。フィールドのある現地で
食べるものを見つけ、それを定番にする。繰り返し食べているうちに、どうしたら
美味く食べれるか見えてくる。見えるとあとはもう愉しむだけです。

京都東福寺の栗棘庵に下宿していた頃、北岡清洲和尚に言われたことがります。
「命あるものですからね。命をつなぐために命のあるものをいただくのです。」
いつも合掌。

京都に行ったとき。店の前で水打ちをしていた女性に昼食をお願いしたら、運良く
偶然に入れたお店。「草喰なかひがし」。

ご店主「中東久雄」さんが理念とする料理は、「お客さんをもてなすために、あちこち
まわって材料を集める。走り回ってもてなすからご馳走なんです。」、毎日店から
20キロ圏内で取れる食材にこだわった料理を出すこと。

「草喰料理」と名乗るのは
「足元にある自然の草でさえ美味しく、そして体にいいものを食べて欲しい」
という思いが込められているのです。

「人間は大地の恵みを吸収した植物の力を借りて生命力を取り入れているんです。
野山を歩いていると、野のもの山のものが料理のイメージを教えてくれます。」

(今季最後のとれたてフキ)

なんとも清洲和尚から聞いた言葉と合致するものでした。
以来、私はこのことを中標津でできうる限り修行してきました。

運良く、それを支えてくれる料理の上手いいい嫁に出合ったのもラッキーでは
ありましたが。


(今が旬のトキシラズの皮頭)

ハジロクロハラアジサシ 写真5・7・5

2010年07月27日

おばんです。おばんのラムでごじゃります。
今晩は満月ですが、あいにくの曇りで見られません。
でも、昨日撮った満月もどきがあります。とても美しい月です。

(野付半島の満月)


ブログ仲間の"natsumi"さんが斜里岳と月の写真を撮られたときと同じ頃、私は野付半島
から斜里岳の夕景を撮っていました。表と裏ではずいぶんと山の姿が変わることを皆さん
理解できますよね。根室側からの斜里岳はほとんど絵にされませんが、根室側のアルプ
ス的な斜里岳が大好きです。


(野付湾から見る夕焼けの斜里岳)


さて、野付半島に中国北部で繁殖するハジロクロハラアジサシがもう
やってきています。
この鳥の写真を撮って仲間に送って、写真5・7・5を創ってもらいました。


秋の渡りにまれに見られる渡り鳥ですが、ここ三年野付半島の淡水湖に姿を見せてい
ます。主に水面の昆虫を捕って、食べています。


今、半島はトンボが急に増えきています。池の水面には産卵するためにタンデム(連結)
状態になったイトトンボが出てくるのですが、それを狙って飛び回っているのです。
私の肉眼では、イトトンボは見つけられませんでしたが、写真に撮ってみると確かに
ランデムになったイトトンボが写っていました。


この写真を仲間に送って、「写真5・7・5」を作ってもらいました。

 せっかくの トンボを食べる 憎きアジサシ (直)

 まぐあいが 終われば食われて やるっちゅうの (修)

 オルガムス その只中に 昇天す (修)

 ランデブー 一瞬にして 地獄行き (ま) 

みなさん、いかがですか。

犬のおちんちん

2010年07月24日

月曜のサウナのような天候がうそのよう。冷たい雨がしとしと降り続いています。
明日、晴れてくれい・・・・・。
小太郎でごじゃります。


ペットと暮らすといろいろな分野に興味をそそられます。日常それは普通だと思っている
症状が異常だということがよくあります。例えば、耳の汚れなどが挙げられます。
今日の「犬のおちんちんの先に黄色っぽい液がついている」症状などは皆さんあまり
気にされない典型的な例です。

今日の道新の「ペットと暮らせば」より。

「犬のおちんちん」

犬のおちんちん(陰茎)を包む皮の先から、黄色っぽいどろっとした液がでていませんか。
正体は死んだ細菌や白血球、細胞でできた膿汁です。

犬の陰茎は包皮に包まれています。小便や粘液などの分泌物が溜まりやすく、通気性
もよくないので細菌にとって温度、湿度、栄養などの条件がそろい、増殖に適しています。
普段は感染を防ぐ力が強く、細菌を増やさず殺さずの均衡を保っていますが、それを崩す
条件がそろうと包皮炎と陰茎炎がひどくなります。

よくある原因は陰茎をぬいぐるみや座布団などに擦りつけて傷つけること。
去勢した犬に包皮炎が少ないのは、この行為をしないからです。

軽いと自然になおりますが、放置すると傷ついた場所が肥厚して治りにくくなります。
悪化を防ぐには動物病院で包皮内の洗浄法を習うか、しっかり治してもらいましょう。


上になったり下になったり蝶蝶っていいな。
最近蝶をよく見かけます。

ノハナショウブ満開。あっちこっちに親子の姿。

2010年07月23日

暖気が去って、またいつもの寒気がやってきました。涼しいです。
小太郎でごじゃります。


野付半島の花フェスはエゾカンゾウのオレンジのお花畑から、深紫色した花ノハナショウブ
のお花畑に変わりました。これまた、みごとです。鮮やかさはありませんが、玄人受けする
落ち着いた色合いです。

この時期、歩くたびに子連れの親子を見かけます。

マガモの親子をミツガシワの池で見つけました。生後10日目ほどの大きくなった9羽の雛を
引き連れ、あたりに注意をむけながら慎重に泳いで行くメスの親鳥。
オジロワシが上空を通過するだけで、あわただしく草むらの中に入ってしまう警戒感の強いこと。
いなくなるとすぐに出てきてえさ探し。かあさんマガモは一人で雛を育てます。猫の手も借りたい
くらいだろうに、おとうさんマガモはどこかに行って、いません。



ミズナラの森の林縁では、エゾジカの親子の集団に会いました。エゾジカも子育て中は
おとうさんは必要ないのです。親子のシカが4,5組集まって共同で子育てをしています。
互いに協力しあって、子ジカに集団生活を学ばせ、いろいろな知恵を授けるのです。



(4組の親子ジカが林の中から出てきて、草を食べている)



(バンビを連れたメスジカ)


花も動物も、集団でがんばって生活してるんです。

ヒガラの子育て。もう繁殖期も終盤。

2010年07月20日

お久しぶり。小太郎でごじゃります。
太平洋からの暖気が入ってきて、本州っぽい梅雨もどきの天候です。
すっかり道東の気候になじんだ体には堪えます。

さて、巣立ちの時期はいつの間にか後期に入りました。
林の中を散歩すると、か細くて高音の透明感のある声が木の中を移動してきます。
声はすれど、さっぱりその位置がつかめません。目を凝らしても、姿をなかなか見つける
ことができないのです。

前から思っているのですが、子育て期の親子の声は非常に発声位置を特定しにくい
音になっているらしい。高音の威力というのでしょう。


(薄暗い松の木の中での親子のヒガラ)

それでも近くに来ているのは分かるので、じっとして、その声の発生位置を聴き極める
のです。すると、目の前に突然、そやつらが姿を見せることがありまます。

(ヒガラのメス親)


その一瞬を捉えるときが、何ともいえない快感なのです。
今日は、日本で2番目に体重が軽い(5gくらい)ヒガラの親子にめぐり合いました

ヒナはふっくらしています。それに反し、形振りかまわぬ親鳥のみすぼらしいこと。
写真を見ても子育てのひたむきの一生懸命さを感じます。



(口をあけておねだりするヒガラの雛)


(捕って来た餌を雛の口に入れる親鳥)

トンギョ (イトヨ)

2010年07月12日

おばんでニャン。小太郎でごじゃります。
最近、日曜日は運良く晴れが多くて、いいですね。

干潟を歩いていたらトンギョが死んでいました。
「トンギョ」て、知ってますか。背びれや腹びれに棘がある魚です。



トンギョというのは北海道の方言で、本当は「トゲウオ」のことです。
トゲウオといっても、その仲間は道内だけで数種類いますが、まとめてトンギョといっている
ようです。

釣り人には、ワカサギ釣りのときに引っかかってくる外道としても有名ですね。
野付湾あたりにいるトゲウオは「イトヨ」といって北半球の亜寒帯に広く分布して
いるトゲウオです。

サケと同じで、川で産卵して、稚魚は海に下って成長します。そして産卵しに遡ってくるのです。
新潟県の一部の河川では、遡上してくる頃に「イトヨ漁」が行われ、から揚げや天ぷらにして
食べるそうです。前から一度食べたいと思っているのですが、なかなかです。

産卵するときはオスの体はとても鮮やかな青と赤のコントラストの美しい婚姻色に変わります。
これもサケみたいです。

北海道にきた頃、湿原の中を流れる小さな川でタナゴ釣りに使うとても小さな釣り針を使って
トンギョ釣りを楽しんだことがあります。しなりのいい釣り竿で釣るとけっこう愉しく遊べましたね。
こっちの人は絶対しませんが。

この魚、全国的に少なくなっていて、各地で保護運動が起こっているんです。天然記念物に
なっているところもあります。
そう考えると、外道で釣るなんて、なんと贅沢な・・・・・。


霧の中、ヒオウギアヤメとエゾカンゾウがヨシに混じって咲いています。


野付半島。「花と鳥」フェスタ開催中

2010年07月08日

夏に入りましたね。小太郎でごじゃります。

(小太郎に変わりましてラムです。中庭の陽だまりで眠るのが大好きです)

タワラマップ川の散歩道は2回目の草刈をしました。
雨が降って、お日様が出て、エゾハルゼミが鳴くと草の成長が著しいのです。
わさびの畑は他の草で覆われてしまいました。

日曜日は天候が悪いと予想が出ていましたが、野付半島に早朝から遊びに行きました。
今、野付半島は花々しいエネルギーを出し続けています。その中で、鳥たちが育児に
大忙しです。そこで、今回は花と鳥のコラボレーション「花と鳥」フェスタを企画しました。
札幌で開催される企画に比べれば、全く金がかかってはいませんが・・・・。


まず人気者のハシブトガラス。育児真っ最中。お花畑の中の低いナナカマドの木に巣を
作っていて、近くに寄るものなら夫婦して威嚇してきます。センダイハギの花を引きちぎって、
脅す行動を転化するのが得意です。黒光りの姿が黄色と緑に似合いますが、小鳥には
雛を食う悪魔です。

次はセンダイハギのお花畑の中のハマナスのかん木の中に巣を作っているノゴマちゃん。
赤い喉を膨らませてソプラノの美しい声を聞かせてくれます。こちらでは「日の丸」どりと
呼ばれています。
天性の明るさに魅了されますが、声と姿がシンクロしないので意外と探しづらい鳥です。

(ノゴマのオスは赤い喉をいっぱいに膨らませていい声をだします)


チッチッチッ チュルチュルチュルチュルチュル・・・と草むらから飛び出してくるのは
シマセンニュウ。ウグイスのようにとても地味な鳥ですが、僕は大好きです。
英名では「グラスホッパー ウオブラー」と呼ばれています。素直にバッタドリです。
道東では「草むぐり」と呼ばれます。

エゾノシシウドの上に出て囀るのが大好きです。見晴らしがよくて、隣の浮気者を
追い出す見張り台になっているんです。

(エゾノシシウドの花の上で囀るシマセンニュウのオス)


同じところにノビタキもいます。
空中をヒラヒラ飛ぶノビタキは、エゾノシシウド枯れ茎や花の上によく止ります。
ノビタキの声はリズミカルで軽やかで草原の遠くまで響きます。
オスとメスは子育て上手で、巣の近くにイタチみたいな敵が来ると、共同で敵がなわばり
の外に出るまで自分らの方に注意を向けさせます。しつこく頑張るのです。

「エゾノシシウドの花の上に来たノビタキのメス)

オオジュリンという鳥もいます。
草原を広く飛び回り、湿原の方まで雛のために餌を捕りにいきます。この鳥も地味な色合い
をしていて、草原では目立ちません。

(花の上の昆虫を捕りにきたオオジュリンのメス)


その点、ベニマシコは目立ちます。
くちばしが短くてタンポポやフキの花の種が大好きです。警戒心が強くてなかなか近くまで
やってきてはくれません。お花畑にはとてもお似合い。


(ベニマシコのオスは真っ赤か。でもハマナスの鮮やかな花には負けるね)


オオジシギは地面に巣を作ります。空中を鳴きながら旋回して目立ちます。
区切りがつくと、すっと地上に降りてきて、シシウドの枯れ茎の上に止ることが多いです。
そこで休んで、また飛び出していくのですが、一度止ると周りに同化してなかなか見つけら
れません。花になってしまうのです。

(オオジシギのオスはエゾノシシウドの花の周りが大好き)


お花畑は、黄や白の花が昆虫をたくさん呼び寄せるため、小鳥にはかっこうの食事どころ
です。それに花が目立つために鳥たちの姿が目立ちにくいという利点もあるのです。
共に助け合って生きている、そんな感じです。

ここしばらく心行くまで「花と鳥」を愉しみます。


エゾジカの雄群に出会う。袋角が・・・。

2010年07月06日

おばんでニャン。小太郎でごじゃります。

7月に入って急に自然界があわただしくなったような気がします。
キタキツネやエゾジカ、エゾリスなどの動物は子育てに忙しいし、小鳥は追い込みに
入り、花は次から次に咲くし、見るもの聞くものが毎日変化します。

こんな忙しい季節は厳しい北国だからなのでしょうかね。

牧草刈りの終わった草地で、エゾジカの雄の群れに会いました。
大きい方の雄は、角がもう二股に分かれています。若い方の鹿はまだ一本です。
若々しくつやつやした角には美しさを感じます。「袋角」というそうです。

エゾジカの角は4月頃にホルモンの影響を受けて抜け落ちます。そして次の角が
生えてきます。生えてくるときは、皮膚に覆われ温かく、中で血が通っていることが
分かります。血によって栄養が運ばれ、根元から骨を作っていきながら伸びて
いくのです。
袋角の表面は産毛のような密の毛が生えていてすっごく感触がよろしいな。今では
あまり見なくなりましたが、ビロード布の肌触りそっくりです。

(走りよってくる三頭の雄エゾジカ)


(柔らかなビロードのような皮膚に覆われた角。この色がいいな。)

これからどんどん伸びて枝分かれして、秋の繁殖期にはこの綺麗な皮膚が剥がれ落ち
立派な角になるのです。すごい。

こすずめ「ジャン」がやってきた。どんどん花が・・・

2010年07月02日

おばんでニャン。小太郎でごじゃります。

わが家に新しい仲間がきました。スズメの「ジャン」です。
街の中の民家で子育て中に、カラスに巣を引っ張り出され、五羽の兄弟のうち一羽だけが
保護されて運ばれてきました。
三日前人見知りをして警戒感が強かったけど、今はしっかり10分ごとに餌を要求するまで
なりました。
この子の生きる意欲に期待して朝から夜まで餌やりをします。

ところで、林の中は次々に花が咲き出しています。油断できません。
とりあえず、今日咲いていた花を紹介します。

オオウバユリ

まずはオオウバユリに花がつきました。緑の花です。
葉っぱもしっかりついています。牧野先生の言われるようにこの花の匂いが
老婆の体臭に似るからウバユリとついた説のほうが合いそうです。

アイヌネギ

アイヌネギの花です。ご存知でした。
ネギののはなのポンポチをすっきりさせたような本当にポンポチみたいな花です。


バイケイソウ

バイケイソウも緑の花をつけました。オオウバユリの芽と同じときに出てきて
春一番の元気をくれた植物です。


マユミ

緑の花といえばひっそりと葉っぱの影に隠れるようにマユミが咲いています。
花は目立ちませんが、秋にはピンクの殻を広げて花のような実をつけます。            
 

ヤマブキショウマ

わが家の庭にも植えていますが、まだ咲きません。川辺のものは暖かいせいか咲いています。
この名は、小葉の形がヤマブキの葉ににていて、花の形がトリアシショウマの花のつき方に
似ているからつけられたとか。柔らかい若芽はおひたしにするとくせがなく美味い。植物採りに
詳しい人に聞くと「山ダラ」と呼んでいます。多分山菜の王様のタラの若芽と同じくらい美味い
と強調して山ダラとつけたのではないかな。


オニシモツケ

急に背が高くなって、白い小さな花を花火のように咲かせました。
鬼下野。下野の国(栃木県)に由来するそうです。

エゾノシモツケソウ

丸いピンクの蕾が弾けると線香花火に陽がついたように花を咲かせます。

コウリンタンポポ

コウリンとは、紅色の舌状花が輪のように並んでついていることからついたもの。
タンポポの仲間ではありません。タンポポのように群生していて、人をひきつけます。
ヨーロッパ原産で北海道のものは、戦後、樺太から持ち込まれたという説があります。


ヒレハリソウ

英名のコンフリーで知られています。若葉を軽く湯がいて、おひたしにしていただいています。
花がとてもかわいくて好きです。


オオカサモチ

傘もちが差し掛ける長い柄の傘に見えますか。


                              
                               
  

尾っぽを着るエゾリス小夏

2010年07月01日

おばんでニャン。小太郎でごじゃります。
今日は朝から雨模様。外に出かけられないので、日がなごろ寝をきめこみました。
枕をしてゆったり眠るのはニャンとも気持ちいいもんだニャン。


昼過ぎには大粒の雨が窓辺の葉っぱを大きくゆらしました。
こんな雨の中、エゾリスの小夏ちゃんがやってきました。びしょ濡れです。


でもよく見るとびしょ濡れのところは尾っぽです。
背中から頭まで尾っぽを着て、傘がわりにしているではありませんか。
冬毛がほとんどなくなった薄毛の尾っぽでうまく体を覆っています。
これならじゃんじゃん降りになっても、雨に耐えられますね。

ちなみに「傘を着る」という方言があるそうです。こういう動物の仕草から考えられた
「ことば」かもしれませんね。

雨が似合いそうな花が咲き出しました。

(ヒオウギアヤメがぽちぽち咲き出しました)


(サギスゲがひそかに咲いています)


プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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