★ オオソリハシシギ ★

2019年05月11日

4月28日にオオソリハシシギを発見。野付湾の干潟は広大なのでどのくらいの数が立ち寄っているのかわかりませんが、観察したのは7羽ほど。干潟にやって来ると警戒心が強くて、すぐに飛び去ってしまうことが多い、シギです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                   ◆  オオソリハシシギ  ◆

東京湾の三番瀬に現れたのは4月18日ころ。それから10日経って、野付湾にも現れました。オオソリハシシギは世界中の鳥の中でも長距離を渡る鳥。記録ではアラスカからニュージーランドまで、11,000キロを9日間以内で渡っています。

大半は中国の渤海湾を中継し渡っているシギで、日本に立ち寄るのほんの一部です。でも、野付湾にも毎年、春は、北へ向かう途中、夏から秋にかけては南へ向かう途中に、必ず寄ってくれます。

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しばらく留まり、それまでの長い道程の疲れを癒し、これからまた飛行する長い距離へ栄養補給し、体力準備をするのです。

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繁殖はアラスカ西海岸からシベリアの北極海沿岸のツンドラ地帯で行い、オーストラリア、ボルネオ、マレーシア、ニュージーランド沿岸で越冬します。 地球の最北部からはるか赤道を越え、南半球の南部までを往復する途中に、日本に立ち寄って行くのです。

毎年、干潟で出会うのを楽しみにするシギです。嘴が目立って長く、よく見ると反っていることが分かます。まさに名前通りの(ハシは嘴の意です)水辺の鳥です。

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カニエビといった甲殻類、ゴカイ、貝の仲間、昆虫を獲ってたべますが、野付湾では砂地の干潟に嘴を刺し込み、獲りだしてくるのは、ほとんどがゴカイです。

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砂をざるにとり、調べるとたくさんゴカイがとれます。生息密度が高いので、多くのシギたちの主食になっています。

春のオオソリハシシギは夏羽に変わっていて、オスは全体に赤錆色になっています。メスはオスより体が大きく、錆色が少なく、灰色っぽい羽色です。

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並んでいると大きさと羽の色ですぐにオスとメスの区別ができます。

干潟に来ると胸の当たりまで、水に入り、頭が沈むほど入れてゴカイを探します。おそらく水の中の方がゴカイを取りやすいのです。引っ張り上げてくるゴカイは砂や泥がついていなくて、綺麗なものです。それを丸ごと飲み込みます。

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       満潮になりだすと飛び去って、湿地の方へ消えてしまいます。

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                 身近な風景 : 春山・斜里岳

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コメント

「身近な風景」まるで北欧のような感じです。

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