★ オオハクチョウ・旅立ちまで 1 ★

2019年04月24日

オオハクチョウが大方、根室地方を出発しました。これまでの追跡資料から、ロシアと中国の国境を流れるアムール川河口の広大な湿地帯に向かったと思われます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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               ◆  オオハクチョウ・旅立ちまで 1  ◆

この冬は凍れがきつく、積雪が少なかったせいで凍土が例年より深くなりました。そのせいで雪解けが進まず、地面が現れませんでした。影響を受けたのはオオハクチョウ。東北から当幌川流域に渡ってきた本隊の多くが野付湾に集まりました。

中標津周辺のデントコーン畑にやって来るオオハクチョウはいませんでした。4月中旬、我が家の上空を朝、飛んでいく群れが現れました。ようやく地面が現れたのです。

探し当てたデントコーン畑には150羽ほどの群れが降りて、落穂をつついています。夫婦単位で広がっています。黙々と地面を掘り起し、実を拾っています。

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畑の側で立っていると次々に小さな群れがやってきます。頭やお腹が赤褐色に汚れいる個体もたくさん混じっています。

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本州からついたばかりの個体でしょうか。鉄分を含んだ沼や田んぼで食べ物をとっていたようです。後発隊が到着して集まっているのです。

お腹が減っているのか、私が近寄っても警戒して逃げようともせず、ぬかるんだ黒土を踏みしめ、水かきの膜を持つ幅広の脚で歩いています。長靴で入るとくるぶしあたりまで沈むのにまったく沈まない優れものです。

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地面が凍っていて、水が浸み込まないためにできた小さな池に水を飲みに来ているオオハクチョウがいます。

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少しの間の栄養補給。降りてくるとひたすら、黙々と実拾いをしています。ばらばらに降りていると見つけずらいのですが、オオハクチョウは大きな声を出しあうので耳を立ってて声を探せば、あちらこちらで見つけることができました。

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                 身近な風景 : 原野のヒシクイ

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コメント

>お腹が減っているのか、私が近寄っても警戒して逃げようともせず

冬のオオハクチョウは警戒心が弱いのでしょうか
初めてオオハクチョウを見たのは冬の野辺地でした
すぐそばに近づいても逃げない(むしろ寄ってくるように見えた)のに、驚いたのを思い出します
手を差し出すと、その手をクチバシでつつきに来るのではないかと思えました

しばしお別れ。すぐにまた会えるから寂しくはないですね。

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