★ ユキホオジロ・旅立った ★

2019年04月13日

ユキホオジロが北極圏へ旅立ったようです。季節外れのような雪が降ったのはほんの半月前ほど。野付半島の先の雪が大方消え、地面が出てきていたのに、再び真っ白な世界になりました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                 ◆ ユキホオジロ・旅立った  ◆

私は野付半島の先端で東北から移動してくるコクガンの群れを探していました。岸に残った氷の上に腰掛け、湾内の方に目を向けていました。

後ろの方でピリリ、ピリリと軽やかな鳴き声が。3羽のユキホオジロが飛んできて後ろのハマニンニクの枯草地に降りました。いつもなら警戒して、すぐに飛んで行ってしまうのに動かなければユキホオジロの方から近寄ってきます。

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こん冬は100羽以上のユキホオジロが半島で過ごしました。雪の量が少なく限られた場所だけでなく広範囲の地域で採餌ができました。おかげで巡回してくる時間帯を考えないと会えないとき多かった。

まだ羽色は冬羽の模様。少しだけ背中やくちばしの色が黒ずみだしているようないないような。種の無くなったハマニンニクの根元に引っかかったアマモの枯葉をほじくり出しています。

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いつも見ながらくちばしの先を見るのですが、見にくい。小さな玉を転がしているようです。いろいろ考えてみましたが、アマモの種しか考えられません。

アマモは胞子で増える藻類ではなく、海中に生える種子植物。イネ科と同じ単子葉類の草本。多くの器官が退化、雌しべと雄しべのみとなった小さな白い花を咲かせます。結実して米粒大の黒い種子を作ります。

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どうもこの種を食べに来ているようです。半島の先によく集まるのは、アマモが大量に打ち上げられるせいです。秋から春にかけ、打ち上げられた枯れアマモの中から種を掘り出してたべているのです。きっと。

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     すっかり雪は解けました。あれ以来ユキホオジロの姿を見かけません。

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                 身近な風景 : 昨夜のねぐら

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コメント

ユキホオジロ大好き。

ユキホオジロの愛らしい姿、見とれてしまいます
嘴の先まで観察するなんて、すごいですね

ずいぶん昔に、冬の伊豆沼でユキホオジロを探し回ったのを思い出します
結局見ることが出来ずでした

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