★ ヒドリガモ・どっさとやってきた ★

2019年04月09日

日本各地で冬の間過ごしていたヒドリガモ。遠くはアフリカ北部、インド北部、中国南部まで渡り、越冬していたヒドリガモ。彼らが北上してきました。3月下旬から野付半島周辺では数が増えてきました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

190407-060201002.JPG

************************************

               ◆  ヒドリガモ・どっさとやってきた  ◆

マガモやオナガガモ、ハシビロガモ、コガモなど同様、日本では普通に見られるカモです。ピューと潤いのある透き通った声を出すかわいらしいカモです。

淡水生のカモと言われていますが、野付半島では野付湾に広く拡散し、干潟や海面、陸地に降り立ち食べ物をあさっています。マガモもオナガガモ、ハシビロガモも同様です。

が、ヒドリガモはもっと海に出て、餌場を広げています。野付半島に来るヒドリガモはアマモを積極的に食べ、アマモが海流や風で運ばれるポイントに集まります。

190407-142140003.JPG

彼らは海流を読み、干満時を見て、風向きを読み、地形を読みます。野付半島から流出してくる流れアマモがどこに集まっているか、計算できるのです。経験が生きているのでしょうが、集まる時はすごいです。

春別川河口で、ヒドリガモが1000羽以上集まっているシーンに出会うことができました。干潮が終わり、潮目が変わり、急速に潮回りが早くなり出した時です。

190407-142212004.JPG

海水が河口から上流に勢いよく流れ込みだしました。河口が狭いせいもあり、急流並みの速さです。流れに乗りアマモが流れてきます。

そこにヒドリガモがどっさとやってきました。鳥と鳥がぶつかり合うような数です。小さなうねりがぶつかり合い、水面は凸凹。さらに北風が強く、水面に浮いているアマモを運びます。

190407-142335005.JPG

ヒドリガモが川に入り、河口に向かい懸命に泳ぎ、流れてくるアマモをくちばしで拾い上げています。流されると河口に飛んでいき、再び川に入ってきます。

これだけの数のヒドリガモが集中して食事をとっているのは、餌場以外ではめったに見ることができません。一心不乱とはこんな状況を言うのかなとふと思いました。

190407-060146001.JPG

朝に見た干潟のヒドリガモたちも一生懸命でした。効率的に見ればはるかに河口での採餌がいいのです。

毎年、ヒドリガモを観察していますが、なかなかこんなシーンには出会えるものではないのです。すごく得をした気分。

     やはり生態を極めるには朝から現場に出かけなければなりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                身近な風景 : 氷が落ちたら、網入れ

190331-064931001.JPG

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/10518

コメント

野付湾はヒドリガモがわんさかいるんですか
北の繁殖地に帰る準備をしているんですね

こちら地中海ではアマツバメがたくさんとびまわっています

我が家に近くの川や河口からはヒドリもホシハジロもすっかりいなくなりました。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)