★ 耐えた ★

2019年03月01日

今冬季は厳しい寒さだった。緩むことなくずっと厳寒が続きました。でも、雪が少なくてよかった。3月のどか雪が心配だけど、日射しが強くなったから何とかなる。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                     ◆  耐えた  ◆

夜明け前、野付半島の草原には一夜を明かしたエゾジカたちが休んでいます。のんびりとした表情で、ゆったり枯草の上に座り込んでいます。

今季は雪が少なく、枯草が苦労せず掘り起こせました。いつもの冬ならねぐらから出て、深い雪を踏みしめ、縦列になって歩いていきます。足が細く、体重のあるエゾジカにとり重労働です。

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4,5年前の大雪のときの苦労を考えると天国でした。気温がマイナス20℃以下になっても、食べる物が確保できれば生きていけるんです。力のない若いシカや年をとった老人のシカが一番苦を背負いこまずに済みました。

いつもなら背骨が突出してがりがりになった年寄りシカを見かけますが、今季は見つけられませんでした。

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仔ジカを共にするメスの群、どの個体の体も丸みを帯び、顔つきが穏やかで安らかな表情をしています。近くに寄って行ってもびくびくしていません。のんびりです。

「よかったね」とつい独り言をつぶやいてしまいます。のどかな夜明けの空です。

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                  身近な風景 : もうすぐ海明け

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コメント

今年は雪が少なく、動物にとっては良い冬だったんですね

そんな動物たちを見ている千佳夫さんの優しい目を、文章の中に感じます

朝焼けを背景にしたエゾシカのシルエット、いいですね

結局今冬は暖冬でしたね。鹿にはよかったけれど、冬鳥が少ないという声をよく聞きました。関西まで降りて来る鳥が少なかったんだろうか。

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