★ 流氷を見に来たのに、親子 ★

2019年02月25日

夜明け前、流氷が来ていると思って野付半島で一番国後島に近い海岸に向かいました。今季はタイミングよく北からの強風が吹き、根室海峡と国後水道から流氷がいち早く流れ込んできたからです。

おばんです。小太郎でごじゃりました。

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                ◆  流氷を見に来たのに、親子  ◆

着いてみると流氷がいません。ひとかけらも浮いていません。2週間前に着岸していた砂にまみれた固まりさえ消えてなくなっています。

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数日前に吹いた南寄りの風によって、国後島側に押し戻されてしまったようです。きれいさっぱり。見事に無くなっていました。小石の浜がまともに見え、波が撫でる程度に上がってきてます。

その波ぎわで親子が二人。水平線に上がってくる太陽。日の出を待っている様子でたたずんでいます。とても素敵な雰囲気をか持ち出していたので、親子を入れ込み写してみたくなりました。

東の空が白けてきて、海面が色づき始めました。空の蒼さと薄っすら色づきだした赤みが入り混じり、柔らかな朝焼け色の始まりです。

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二人の黒いシルエットが影絵になり、海の揺らめく色合いを引き立ててくれます。父さんが娘に説明する朝日の様子。見る見るうちに淡い色合いから太陽の赤みがかった海の色に変わってきます。

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薄っすら青かった水平線の雲が黒くなり、赤と黒のコントラストが強くなってきます。もうすぐ太陽が出てくるぞ、という空と地平線の自己主張。この変化を愉しむのが日の出の醍醐味。

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ゆっくりと、しかし急速に太陽が上がってきます。雲を押しのけ上がってきます。海面が赤やオレンジ、黄、青が微妙に変化していきます。波の揺れがさまざまな色を繰り出してくれます。

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太陽が容赦なく上がってくるのが、寂しい。親子は満足したのか、体が冷え切ったのか、そそくさと車に帰っていきました。

プレートを見ると「旭川」のナンバーでした。遠くまできたもんだ。流氷がなくて残念でした。

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                  身近な風景 : 溶け出した氷

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コメント

流氷は一度現れると、冬中ずっといるものと思っていました
また流れていって見えなくなることがあるんですね

朝焼けを背景に、父と娘のシルエット、素敵ですね
母と息子ではこういう雰囲気にならないのは、なぜでしょうか

ところで、小太郎でごじゃりました、と過去形になっているのは何故?

いいなあ。このお嬢ちゃん、お父さんとのこの思い出をずっと忘れないだろうね。そう思いたい。

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