★ 嵐の後はお宝がザクザク ★

2019年02月02日

氷の季節は生き物の姿が少なくて、寂しい風景になります。しかし、それは見た目だけ。探してみると興味深いことがあちこちに転がっています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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               ◆  嵐の後はお宝がザクザク  ◆

低気圧が通り過ぎ、西高東低の気圧配置になって行くと等圧線が狭くなり、強風と寒気が北から降りてきます。風波が立ち、海中はローリングを起こします。海底の生き物が巻き込まれ、海岸に運ばれてきます。

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野付半島は基部から先端まで26キロの海岸が続きます。そのどこかで波が運んでくる海産物が打ち上げられる場所があります。

が、簡単に見つけられるものではありません。車を走らせながら探すのですが、海岸が遠くだと見えません。経験と勘が頼りになります。

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そこで一番役立つのがカラスとカモメの行動です。普通、見落としがちな波ぎわに集まる姿や地上に降りている姿がヒントになります。

遠くだと2、3羽にしか見えないのに海岸に行ってみると10数羽が集まっていることがあります。カモメは飛びまわるので予測はつきます。しかし、カラスは地上に降りているので見つけることが難しいんです。

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カラスが集まっているときは大量に打ち上げられていることが多いようです。今回はホタテの貝が大量でした。ホタテは強力な風が吹かないと打ち寄せられません。

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前夜に強風が海上で吹いたに違いありません。角が削られた丸石と砂が打ち上げられた浜にホタテの貝が散らばっています。力尽きた貝が半開きになっています。そこに嘴を突っ込み、中身を引きちぎって喉いっぱいにため込んでいるカラス。

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すでにお腹いっぱい食べたカラスはおだやかな表情でくつろいでいます。厳寒の食べ物が少ないときに、思い切り食べられるのは至福の時です。

ホタテにとっては不幸な事件ですが、カラスやカモメにはビッグなプレゼントです。

生きたホタテもたくさん残っているので、気づいたカラスたちたくさんやってきそうです。

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          早いもの勝ちの世界でも、それを包み込む豊かな自然がここにはあります。

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               身近な風景 : サケ定置網の浮き球

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コメント

新鮮なホタテをおなかいっぱいとは幸せなカラスめ。

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