★ コクガン・流氷に乗って沖合に ★

2019年01月30日

ロシア産流氷が知床半島に着岸しました。昨日、低気圧が通過してひと月ぶりに大雪を降らせていきました。そのあと、強烈な寒気が入ってきました。今朝はマイナス18℃になりました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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              ◆  コクガン・流氷に乗って沖合に  ◆

流氷が来ると野付半島は気温が安定的に低さを維持してきます。それまで海水のせいで内陸より低温にはなりませんでした。

流氷のおかげで海水温度が下がるからです。すると野付湾の氷がさらに厚くなります。干潮と満潮の水位の変化で割れて流れ出てくる野付湾産流氷が量と厚さとも多くなります。

190113-141148001.JPG        吹き寄せ氷が海岸で盛り上がり、流氷が流れていきます。

それに伴い、今まで湾内にいた海鳥が流氷と一緒に根室海峡に押し出されていきます。でも、いなくなるわけではありません。流氷があると海面が風により荒れなくなり、海鳥たちには居心地のいい海になります。

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コオリガモやクロガモ、ビロードキンクロの数が増えてきます。氷の下に集まる生き物を食べにやってきます。コクガンは湾内からいなくなりますが、外海で飛んでいる姿を見かけます。

流氷が根室半島の方まで流れているときは見つけれませんが、風により野付半島沿いに流れているときは、沖合の氷の上に乗り休んでいる黒い影を見つけられます。

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氷の縁に漂ってくるアマモやアオサを食べているのでしょう。お腹が満たされると氷の上に乗り、羽づくろいや休息を取ります。また、真水の代わりに氷を食べ、水代わりにしているのかもしれません。

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      越冬できるのは野付湾産流氷を巧みに利用しているのだと思います。

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                  身近な風景 : 朝、沈む月

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