★ 厳寒のユリカモメ ★

2019年01月26日

1月に入ってもユリカモメをちょくちょく見かけます。以前は、秋に渡ってきて厳寒期に入るとほとんどが本州の方へ渡って行くと思っていました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                   ◆  厳寒のユリカモメ  ◆

ところが、ここ数年冬季に野付半島の先の方で見かけるようになりました。標津港ではオオセグロカモメやシロカモメに混じり、厳寒期にも残るユリカモメは数羽ほどいましたが、先端の野付湾では見かけたことがなかったのです。

本州の京都の鴨川や江戸の隅田川で見ていたユリカモメは人からもらうパンや残飯なども食べ、たくましい生命力でした。野付湾で生活するユリカモメは沿岸を飛びながら、回遊する小魚を飛びこんで捕る生活をしています。

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以前には見られなかった光景です。ユリカモメが冬季でも回遊する小魚の群れを探し、捕ることを学習してきたのでは、と推察します。野付湾では6年前から氷下待ち網漁をしなくなり、ワカサギやチカの群れが増えてきています。

その証拠に4年前から湖面にワカサギやチカを求め、たくさんの太公望が集まり、毎年増えてきています。凍らないところでは、カワアイサやウミアイサが群れをなし、小魚を追いかける光景をたびたび見かけるようになっています。

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当然ですが、食べる物が増えれば、たくさんの生き物が食べに集まってきます。それまでシロカモメやオオセグロカモメ、セグロカモメ、カモメが多く生活してきましたが、ユリカモメも仲間入りしてきはじめたのはないかと考えるようになりました。

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大型、中型のカモメたちに小型のユリカモメが仲間入りできるのでしょうか。日本に来るユリカモメはほとんどがカムチャッカ半島育ち。荒い海にも耐えられる力を持っているはずです。

増えれば、嘴が赤く、白くスマートなユリカモメが冬の青空に清楚な美しさを際立たせてくれる。京都や東京のユリカモメとは違う、優雅な美しさを氷の海で楽しめます。

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                     身近な自然 : 冬道

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コメント

写真で見ると、脚が隠れて見えませんね。これまで気がつきませんでした。

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