★ 南に渡らないマガモ ★

2019年01月20日

厳寒でも南に渡って行かず、野付湾で冬を越すマガモの群れがいます。北半球の亜寒帯から温帯まで広く生息するマガモ。北で繁殖するマガモが秋にたくさん渡ってきます。そのうちの一部が残っているようです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                  ◆  南に渡らないマガモ  ◆

マガモは夏、我が家の周りの林に渡ってきます。林の中を流れるタワラマップ川の湿地帯で繁殖しています。雛が大きくなるといつの間にかいなくなります。

おそらく近くの沼や河口へ移動して、ヒナが成長する期間過ごします。8月には全く見かけなくなります。夏にやってくるマガモが留鳥化している可能性がありますが、オシドリも渡ってきて繁殖し、秋になるといなくなることを考えると、おそらく渡っていくと思います。

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秋に渡ってくるマガモは1万羽以上はいます。大半は川が凍りだすといなくなります。それでも、しばらく300羽ほどが残っています。さらに12月に入り、湾内に氷が張りだすと100羽ほどに減ります。

オオハクチョウが春別川の河口をねぐらにし出すとマガモもオオハクチョウの側で夜を過ごします。一緒にいるとオジロワシが襲ってきても、オオハクチョウが首を伸ばし障害になってくれるからです。気づくのが一瞬遅くても逃げれる可能性が高いのです。

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12月のはじめは、他のカモたちも多く残っていますが、厳寒になってくるとコガモやオナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモは数が減ります。

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ほとんどマガモだけになり、オオハクチョウとの共同ねぐらで夜を過ごします。春別川の河口部は潮の流れが巻くとこで湾内から流れ出したアマモがたくさん集まります。マガモたちはそれを食料にしてお腹を膨らましています。

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また、内陸にも遠征して清流に生えているバイカモを食べに来ます。以前生えていたバイカモが急激に減っているのは、夜にやって来るマガモの仕業だと思うようになりました。

食性は植物食が主の雑食。水草の葉や茎、植物の種子を旺盛に食べます。塩分と一緒に食べるアマモより、塩分のない川の中のバイカモの方がおいしいに違いありません。

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越冬数が増えてきてるのは、内陸の清流のバイカモを食べるようになってからかもしれません。

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                   身近な風景 : 全面結氷

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コメント

今年は家の近くの池に来るマガモが少ないです。以前は数十羽来たのに今冬は数羽。そちらでとどまるせいではないでしょうが。

1万羽のカモはすごいな(壮観だろうな)と思いますが、彼らが食べる餌(植物)を考えると、環境に与える影響も大きいんでしょうね

豊中では、カモを見かける機会が増えたように思います
定点観測ではないので正確ではありませんが

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