★ 凍った干潟を渡る季節 ★

2018年12月30日

野付湾が凍ってきました。川から流れ出した真水が比重の重い海水の上を覆う湾内、極寒の寒波で河口の方から結氷が進んできました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

181216-144702001.JPG

************************************

                 ◆  凍った干潟を渡る季節  ◆

年末の寒波で50%以上が凍結してきました。氷の厚さが10cm以上になり、氷の上に乗っても揺れる感じがなくなりました。少し安心して氷の上を歩くことができます。

安心して歩ける目安を私はエゾジカが氷の上を歩きだす時期にしています。オスのエゾジカは体重が100キロを越えます。重いシカだと170キロはあります。細い足1本にかかる重量は4分割にしても25キロ以上はあります。

181216-144937002.JPG

その重量がかかっても割れない氷ならどっすんと突き抜ける心配はありません。たまに不用心なシカが落ちて、割れた穴から這い上がれなくて凍死ぬことがありますが、たいていは近場がまだ凍っていないところです。

181216-144951003.JPG

夕方になってオスジカが林から出てきました。ソリタリーと言われる独り者の若きシカです。ゆっくりと氷の質を確かめるように歩幅を狭め、歩を進めていきます。

沖合の氷は平坦ですが、干潟の上の氷は凸凹になっています。時たま立ち止り、周りの様子を確かめ、またゆっくりと歩きだします。

181216-145036005.JPG

遠くからシカが氷に足をとられないか心配して観ていました。できるだけ平坦なところを選び、対岸まで慎重に歩いていきました。単独行動をする者は誰も助けてくれないので、とても慎重にして行動しているのが分かります。

181216-145711006.JPG

         ゆっくりと安心したかのように森の中に消えていきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                身近な風景 : 朝焼けの遠音別岳

181216-070019001.JPG

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/10198

コメント

鹿さん、気を付けてね、と言いたくなります。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)