★ 厳寒のハマシギ ★

2018年12月26日

今季も30羽ほどのハマシギが野付半島の先端で居残っています。マイナス15℃前後の厳寒をものともせず、棲息しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                 ◆  厳寒のハマシギ  ◆

干潮満潮はあっても、高潮のせいで潮の引き方は小さく、氷が張りだした干潟はほとんど顔を出しません。その中で食料を確保して生活していけるのは、凍らない砂浜でゴカイを取ることができるからです。

ハマシギの嘴は正面から見ると縦に薄く、横からは軽く湾曲し、先が細くなっています。砂に突き刺すとスムースに深く突き刺さります。

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ゴカイを好むシギチドリは多く、砂泥に生息するゴカイは彼らの主食みたいになっています。ゴカイは砂泥に含まれる有機物を栄養にして生活しているので、潮間帯にはたくさん棲んでいます。

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調べてみると生殖期は11月から翌年の4月頃。夜間に砂泥から出てきて入り乱れ、泳ぐのが観察されます。汽水域の野付湾は絶好の繁殖地です。

ハマシギはこれをうまく利用して厳寒期でも食料を確保できるのです。潮が引き、砂浜が少し出てくると、彼等がやってきて波の引くのを待ち、ゴカイを取りだしてきます。野付湾のゴカイはさほど大きくなく釣り用のミミズほど。

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嘴を頻繁に砂に挿し込み、取り出してきます。砂浜で見るハマシギは引き出されるゴカイがきれいなものだから、とても美しく感じます。灰褐色の背中の羽色とお腹の白さが清潔をか持ち出します。

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             清楚で美しい鳥にグレードアップします。

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            身近な風景 : 西別岳をバックにエゾジカが食べる

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