★ コクガン・終日のたり ★

2018年11月22日

早朝にやってきたコクガンたちは夕方暗くなるまで、野付湾内で過ごしています。餌場として彼らの評価が高い場所。だから多くのコクガンが集まってくるのです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

181104-104225005.JPG                 斜里岳をバックに休むコクガン

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                  ◆  コクガン・終日のたり  ◆

彼らが好きなアマモは野付湾の全域で生息しています。干潮になり、水深が浅くなるとコクガンは好きなところで食べることができます。風がなく、穏やかな日だと人気のない全域に分布して採餌してます。

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干満のある海で効率よく採餌するには、干潮が始まり、潮が引いて、再び上がりだしてくる時間帯です。引き潮で流れてくるアマモを採り、浅くなると引き抜いて食べます。

潮が満ちだすと満腹になったコクガンたちは、顔をのぞかせた砂丘に集まって休みます。春は干満の差が大きく、秋はそれほどではありません。ただ、秋はアマモがよく抜け、浮遊してくる量が多いので、たくさん食べることができます。

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そのせいか、秋のシーズンは広域に分布して多数がひとところに集まることがありません。遠くから見るとぽつりぽつり浮いて、数千羽のコクガンがいてもいるようには見えないのです。

低気圧が来て強風が吹き付けると、風を避けるために風上の砂嘴側によって来たり、砂嘴に囲まれた小さな湾に集まったりします。そんなときはたくさんいると思えます。

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食事休憩のために集まってくると、この時期にやって来るオジロワシやオオワシが弱ったコクガンをあぶり出しにやってきます。一斉に飛び出します。何事ぞと周りを見るとワシがやってきています。

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カモに比べ大きなコクガン。簡単には捕まることはありませんが、いつも警戒は怠りません。おかげで、観察している私には彼らの存在を、個体数を知る絶好のチャンスになります。

時々、水面の上で軽業もどきに飛び回ることがあります。ゆったり飛ぶイメージからはかけ離れた、すごいスピードと方向転換で飛びまわります。いざとなったら機敏なんです。

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好天気のゆったりした水面で食事するコクガンは、小さな黒点にしか見えないません。時々席替えのように数羽で移動して行くのが見られますが、目立たない雁です。

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              身近な風景 : 最後の発色・アッケシソウ

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コメント

コクガンというけれど、結構白い部分もありますね。黒白雁だ。

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