★ オナガガモ ★

2018年10月27日

淡水性の陸ガモが南下してきています。なかでもオナガガモがたくさん集まっています。野付湾の中の岸よりについて休息しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ◆  オナガガモ  ◆

ロシア北部の広々と広がるツンドラ地帯で繁殖しているせいか、野付湾の広々とした湾内の湿地や草地に集まっています。

湾内にはオナガガモの好きなアマモがたくさん生えています。草原には草の種子がたくさん落ちています。

9月はじめには姿を見せてはいましたが、どの個体を見てもメスに見えました。この時期は、カモ類の換羽期に当たり、生えてくる羽はメスの羽に似た地味な羽になります。

181021-105258005.JPG           エクリプス時期のオナガガモ。左がオス。右がメス。

細かくみると違いは分かりますが、遠くから見るとオス、メスを見分けることは難しい。オスのメスに似た地味な羽をエクリプスといいます。色気のない時期です。

この地味な時期は10月後半になると解消されてきます。オスの羽が繁殖羽に変わり、色気づいてきます。頭部がチョコレート色になり、後頭部から首、胸が白くなります。

181021-104002003.JPG     繁殖羽になってきたオス(左)。メス(右)。中央の尾羽は伸びている最中。

このくっきりした配色は他のカモと間違えることがないオナガガモのオスの繁殖羽。さらに尾羽の中央の2枚の羽が伸びてきます。オナガガモの特徴である長い尾です。

越冬地に向かう途中の中継地は体力増強の時期でもあります。次々に群れがやってきて総数がどんどん増えていきます。アメリカではトウモロコシ畑や小麦畑に立ち寄るために農業被害が問題になっています。

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被害を防ぐためにカモたちのための畑を作り、供与することで被害を防ぐ対策をしているくらいです。根室地方でも刈り取り作業の終わったデントコーン畑に集まることが多くなりました。

今のところ問題になっていないのが幸せです。

集まることはオスとメスの出会いの機会が増える時季です。美しい繁殖羽になって来年の婚姻相手を必死で見つけ出す、オスには大切な時期であるのです。

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     すでにカップリングを済ませていいるおす・めすが目立ち始めています。

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                   花めぐり : ヤナギタンポポ

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コメント

オナガガモ 英名 Pintail

そのままですね

我が家近辺にも姿を見せ始めています。

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