★ 盗りあい。ウミネコ ★

2018年10月08日

干潟は豊かな食糧庫。地球の自転がもたらす、海辺に暮らす生き物たちへの慈悲です。平等に食べ物がいきわたるような安定した環境を維持しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                   ◆  盗りあい。ウミネコ  ◆

海中で生きる生き物から空中を飛び回る鳥たちまで、たくさんの恩恵をうけ、多くの子孫を育んでいます。7月、8月の夏季、北上してきたウミネコたちが野付半島の浜辺に集まってきます。

ウミネコの猟場は主に根室海峡ですが、一部は干潟にやってきます。浅くなったアマモの干潟でアマモの下に隠れ、海水が上昇してくるのを待つギンポや小魚をよく捕っています。

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ギンポはウツボを小さくしたような魚です。東京の天ぷら屋さんで高級食材として使われる見た目よりおいしい魚。それを捕えると急いで飛び立ちます。

力が強く、くねくねと暴れ、一飲みできないからです。嘴で頭を絞めても、絡みついてきて弱らせて食べるのに時間がかかります。

それを見ていた他のウミネコが横取りしようと追いかけてくることが多く、ゆっくり食べれる場所に逃げるのです。

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追いかけられるとあわてて逃げます。ギンポをくわえて逃げるウミネコはスピードを上げ、追跡してくるウミネコから逃げます。飛行は戦闘機が繰り広げる空中戦みたいで、急上昇したり、急降下したり、めまぐるしい転回飛行をして見せてくれます。

以前見たロシアのジェット戦闘機と自衛隊機の空中戦によく似ています。必死の逃避と追跡。上手く行くと逃げられますが、飛行を誤ると魚を盗られることもよくあります。

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盗ったり、盗られたり。遠慮をしていると生きていけない厳しさを互いに発揮して、頑張っています。

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サンマやイワシだと盗まれる前に飲み込むことができます。魚と鳥、いろいろあって面白い。

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                   花めぐり : ヤマハハコ

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コメント

ぼくもギンポ食いたい。

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