★ 搾乳生乳、もったいない ★

2018年09月09日

鈍感な私が眼を覚ましました。どっんと来ると以前の釧路沖や根室沖の地震の記憶がよみがえるらしいのです。突き上げてからの横揺れ、それが長く続くと身構えてしまいます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                 ◆  搾生乳、もったいない  ◆

枕元のLedライトを点けると3時過ぎ、ラジオのリモコンを操作すれどスゥイッチが入らない。ありゃ、どうした。壁のスゥイッチライトが消えています。停電だと理解しました。

枕元から外を見ると街の明かりがありません。真っ暗です。上を向いて、東の空を見上げると真っ黒い木陰の向こうに星がいっぱい。くっきりはっきり見えます。

普段は街灯が近くにあり、その光が邪魔して見えずらい空が異様に美しく見えました。暗いときは動かず、騒がず。これまで3回大きな地震を経験した教訓です。

幸い中標津は震度3くらいでした。通常に体験する地震。すぐにつくだろうと思った電気が日課のラジオ体操の時刻になっても来ていないので、大きな地震がどこかにあったと思いました。のんびりしたもんです。

車庫に行って車のラジオで、巨大な地震だと知りました。阪神・淡路大震災のことを思い浮かべました。苫東厚真火力発電所が地震で緊急停止、回復するには1週間はかかる、当分は停電覚悟かと思いました。

6日には2件の手術の予定が入っていたので、滅菌や血液検査もできない。相手に電話もできない。これは事情を話し、中止にするしかありません。北海道全体の医療機関は大変だと想像しました。

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朝イチで来られたクライアントさんが酪農家でした。電気が来ないので、自家発電をしてかろうじて搾乳作業はやっていると笑っていました。

激震発生地帯の農家は肝が据わっています。農協は搾生乳の回収に来てくれたが、みんな廃棄するのだそうです。1軒あたり30~50万円の搾乳が捨てられるのだそうです。

自家発電装置がない農家のために、農協はかなりの数を揃え、対策を始めたそうです。早いものから順に回していくのです。

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搾乳しないと牛が乳房炎や感染症を起こす可能性が高いので、酪農家は牛の健康を維持するに必死なのです。

回収が来ない酪農家は尿をためるし尿処理装置に搾生乳を廃棄していると教えていたきました。大手乳業メーカーの工場が止まっている間は続きます。

すっかり諦め気分です。何度も経験している酪農地帯は損失も経営のうちに入るのです。

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消費者の目からすると、まことにもったいない。衛生面を考えると捨てざるを得ないのです。甘くて美味い原乳、しかたありません。

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                花めぐり : ホザキナナカマド

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コメント

ああ、もったいない。
電力も風力発電などを使って地産地消をすればこんなに全道ブラックアウトにならずにすむのにと夢想します。世界ではたくさん例があります。

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