★ 牧草ロールとカラスたち ★

2018年09月11日

牧草の刈入れが始まると天候とのにらめっこ。よいサイレージを作るには牧草の乾燥度合いが良いか、悪いかを決めます。酪農家が総力を挙げて取り組む1年で一番大切な作業です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

180722-074822001.JPG

************************************

                  ◆  牧草ロールとカラスたち  ◆

いち早く乾燥させた牧草を大型機械で円筒形に整形、幅広のポリエチレンラップで巻き上げ、梱包して仕上げます。

穂が出て成熟してきていた牧草の中には、バッタの仲間や昆虫、ミミズ、ネズミ、ノウサギがたくさんいます。刈り取りが始まると、刈り牧草の中に逃げ込んだり、周辺に移動してしまいます。

すると、昆虫などを食べにカラスとトビが集まってきます。大ごちそう畑が現れるわけですからカラスたちは大喜びです。

180722-074906002.JPG

ラップが始まると、次々に牧草ロールが点在する独自の景観が生まれます。牧草地は見事に刈り取られ、丸裸になります。こうなると昆虫たちは逃げ込むところがなく、地面のすき間に逃げ込むしかありません。

180722-074944003.JPG

カラスたちが情報をキャッチして集団でやってきます。トビが来ます、タンチョウが来ます。急がないと昆虫たちが周辺の林に逃げ込むからです。

180722-074944004.JPG

虫喰う鳥たちも集まってきそうですが、広い牧草地にはやってきません。遮蔽物がないせいでタカ類に狙われます。危険がはらんだところは避けているのです。

今や酪農地帯の夏、秋の風物になった牧草ロールの点在風景とカラスの群。カラスの多くが若いカラス、群れでやって来るタンチョウも若いタンチョウ。

180722-075210006.JPG

                   酪農文化が育む自然です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                  花めぐり : メノマンネングサ

180722-093827001.JPG

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/9753

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)