★ 野付半島のカワラヒワ ★

2018年08月29日

ハイタカに捕食されていたカワラヒワ。野付半島では春にやって来る夏鳥です。ハマナスの花が咲く草原で灌木の中に巣を作り繁殖しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                 ◆  野付半島のカワラヒワ  ◆

信州大学名誉教授・中村浩さんが全国のカワラヒワを調査しているときに、わがフィールドにやってきて感想を漏らしてくれました。北に行くほどカワラヒワが掛ける巣の位置が低くなる傾向がみられると言ってました。

本州だと樹木の上の方に巣を作るけど、北海道のカワラヒワは灌木や草原の草木にかける傾向にあるそうです。

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実際、野付半島ではハマナスの灌木の中やエゾノコリンゴの灌木、ヨモギの中といった地上から1メートルほどの位置に巣を見つけることができます。

近くにナラワラという極相林があるのですが、巣をかけて安全というところではないようです。カラスに見つかりやすい環境なのだと思います。

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草原はカワラヒワが好きな草の実が多く、子育てにいい環境が整っているのです。雛がいるときに草むらを歩くと必ず近くの草木に止まり、警戒してくるので繁殖を確かめられます。

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雛が巣立つと集まって群れになる傾向が強く、8月に入ると近くの林に集まってきます。ハイタカやハヤブサなどのプレデターから捕食を防ぐためでしょう。

ナラワラの森周辺に行ってみると雛交じりの群れに出合います。数が次第に増え、これから200羽、300羽という群れに膨れ上がります。

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  水が引いた干潟の草地にたくさん降りて、一斉に飛ぶ姿、渡りの前のイベントです。

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                  花めぐり : マルバシモツケ

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