★ アマモの干潟 ★

2018年08月02日

アマモが増えてきています。原因は水位の上昇。5年前ほどから、それまで水没していなかった砂浜に海水が進出し、満潮のときはまんべんなく海水に覆われました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

180701-124143002.JPG

************************************

                     ◆  アマモの干潟  ◆

それにつれ、砂地の干潟にコアマモが生えだし、追うようにアマモが生えてきました。半島の先の砂嘴のところは高潮のせいで、大量の砂が外洋から砂嘴を乗り越えて入ってきました。深いところが浅くなり、そこにもアマモが生えてきました。

アマモってご存知ですか。水深が1~数メートルの沿岸、砂泥地に生える海草で、日本各地に分布しています。

180701-123738001.JPG

胞子で増える藻類ではなく、草本性でしかも水の中で生活する海産性の種子植物です。海藻ではなくれっきとした海草です。

海中で花が咲き、実がなる種子植物。黒くゴマ粒ほどの種は冬に海岸に打ち上げられると北極からやって来るユキホオジロの貴重な食べ物になります。

180701-130026005.JPG

アマモは沿岸の砂泥地における牧草みたいなもの、主要な一次生産者です。野付湾で好んで食べるのは、オオハクチョウやコクガン、オナガガモ、マガモ、ヒドリガモなど植物大好きな水鳥達。

180729-103301001.JPG

潮が引いてアマモが現れ、横倒しになるとシギチドリがやってきます。アマモは食べませんが、アマモについている貝や小虫、隠れている小魚やコエビなどを食べます。

タンチョウやアオサギ、ダイサギ、ウミネコはアマモに隠れている魚を見つけ、食べます。大食料基地であり、多くの魚や貝、甲殻類などの生息場所になっているのです。

180701-124458003.JPG

野付湾のアマモ群落は日本一と言われるほど広大です。温暖化で海水面が上昇、そのためにアマモの生息域がさらに広がっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               花めぐり : ウスユキマンネングサ

180701-091037001.JPG

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/9652

コメント

海藻ではなく海草、なるほどです。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)