★ タンチョウ223の経歴 ★

2018年07月14日

野付半島の先端地域に定着したと思える足環「223」を付けたタンチョウ。その報告を7月9日のブログでしました。その経歴についてタンチョウ調査研究を釧路市郷土博物館長時代から継続されている正富先生からメールをいただきました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

180624-101415001.JPG          草の中の虫探しで夢中になったタンチョウが小鹿に遭遇

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                ◆  タンチョウ223の経歴  ◆

タンチョウ223は2014年、走古丹(はしりこたん)で生まれたオスです。ですから、今年でやっと4歳になります。

一応、3歳から繁殖可能ですが、初めの子育てに成功するするには4-5歳くらいでしょうか。来年は、何とかうまくいってほしいですね。

180624-101415002.JPG           小鹿が鼻を突きだしたらタンチョウに突かれました。

なお、繁殖年齢に達したタンチョウのオスは、生まれ故郷の近くへ戻り、新居を作るのが一般的です。近いときは数キロのときがあります。

180624-101416003.JPG                 びっくりして後ずさりした小鹿

「223」は生まれ故郷から直線で25~6km離れてなわばりを構えたわけですね。

故郷が混みあって新居を持てない。遠出するしかありません。今の場所は他のツルが使っていたところですが、空室になっていたのでしょう。

180624-101732004.JPG            223がシカたちの手前を虫を探しながら通過

遠出するのは、故郷が過密になっていることの証(あかし)でもあるんです。

という見解をいただきました。去年の写真を見直してみると、タンチョウ223とメスが頻回に映っていました。

180624-102051005.JPG

先生、ありがとうございました。

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              花めぐり : ムラサキツメクサ(アカツメクサ)

180624-061713001.JPG

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コメント

タンチョウとエゾシカがこんなに接近遭遇しているなんて、さすが北海道ですね

どちらの若者も生を全うして、子孫を残すことができることを祈っています

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