★ キタキツネ・親子団らん ★
2018年06月13日巣穴から出て遊べるようになりました。それでも外敵が怖いから船の側で母さんの帰りを待っています。ちょっぴり不安だけど、何かあればすぐに船底に隠れればいい。
おばんです。
小太郎でごじゃります。
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◆ キタキツネ・親子団らん ◆
穴から顔を出し始めたころは、気配だけで穴の中に駆け込んでいました。母さんが運んでくる海鳥の死体を兄弟で引っ張り合い、ずたずたにして巣穴の前は抜けた羽だらけ。
翼や尾の硬い羽はさすがに食べられません。マヨネーズのプラスチック容器やホタテの殻が転がっています。さすが、海が近い。母さんは海辺からいろんなものを運んできます。
大きくなって子供たちは穴から離れたところに遊びに来ています。オジロワシに襲われても逃げれる対応力が付きました。野良犬はこのあたりにやってこないので安心はしてますが。
母さんが帰ってきました。口には何もくわえていません。今朝はネズミが捕れなかったみたい。それでも母さんの姿見ると嬉しい。安心する。
急いで母さんの方へ走って行く。鼻を突き合わせ、ご挨拶。ほっとする瞬間。他の兄弟もやってきました。散らばって遊んでたんだ。
みんな嬉しそうに母さんにご挨拶。体を摺り寄せ、つい甘えてまう。母さんの左目の下にはマダニがつき、血を吸っている最中。ついている間は痛くも痒くもないから気にしていない様子。
痛くないのかな。体を後ろ足で掻いてるから、ダニの喰われ痕が気になってるみたい。のんびりとくつろぐと、子供たちは安心しきったのか、周りでごろ寝。
朝陽のぬくもりをいっぱい浴びて、平和な気分に慕っています。
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